2007年9月6日〜10月6日 8ページ目 /15
ヤシ
感動の五つの修道院巡りの翌日、今日はそのモルドヴァ公国の首都でもあったヤシ(1565年から1859年の300年間)へ。
首都としての300年間の発展の後、1860年にルーマニアで初めての大学がヤシに作られ、今も文教都市として
多くの文学関係の記念碑や、博物館があり、文化の香り高い町といわれています。
日程表 : ルーマニア 通貨:(1RON=48円) <値段表記はチップや飲み物代含む>
日程 |
|
都 市 名 |
移動距離 km |
滞在日数 |
スケジュール |
9月 |
|
グラ・フモール |
|
|
|
19、(20)日 |
|
ヤシ |
170 |
1泊 |
モルドヴァ公国の首都が置かれた古都で、文化都市として栄えた。 |
旅程14日目、今日はネット予約した、午後1時出発のバスでヤシまでの移動、朝遅いめの起床と、ゆっくりの朝食を終え、
タクシー(3RON=150円)で、バスターミナル迄。バス待ちの間、子供連れのご夫人の写真を撮らせてもらったりしてる間に、
バス到着。15人乗りのマイクロバス(バス代:18RON=860円)で3時間後、午後4時ヤシ到着、タクシー(6RON=200円)で町の
中心にある、統一広場に面して建つホテル(HOTEL UNIREA)迄。13階建ての高層ホテルで今夜はバスタブ付きの部屋で快適。
ホテル最上階13Fのパノラマレストランで、町の夜景を見ながらの夕食と、ゆったりした時間を過ごしました。
@195RON=\9.3
ヤシのかっての城門 |
(HOTEL UNIREA)外観とトラム |
パノラマレストランでの夕食 |
パノラマレストランにて |
旅程15日目、今夜23時37分発の夜行列車の乗車迄、ヤシでの一日観光、朝ゆっくり目のチェックアウトの後、
ホテルなら無料で預かってくれるけど、夜半にトランク持ってウロウロは危険と判断して、トランクを、ヤシ駅構内
の荷物預け(有料、一個200円)に預けて、早速町へ観光へ。トラムに乗りまくり、一日中ヤシの町を見学しました。
町中を縦横に走るトラム(乗車一回1RON=48円)、切符は、トラム乗車後入り口で運転手から購入し、* |
*車内で刻印機に自分で刻印する。(刻印が無いと、無賃乗車とみなされます) |
観光の合間、国鉄ヤシ駅の構内もチェック(今夜の夜行列車乗車の下調べ) |
昼食は、町中のカフェでコーヒーと軽食を。 |
文化宮殿・観光
ホテルのある統一広場の前の通り(シュテファン・チェル・マーレ通り)を10分ほど南東へ歩くと、美しい巨大な宮殿があります。
17世紀に建てられたモルドヴァ公国時代の皇太子の宮殿を博物館に改装したもので、中には4つの博物館(共通券10RON=480円)
(館内撮影禁止)が開催されています。4つの博物館を駆け足で鑑賞(二時間ほど掛かりましたが)。
赤い花とマッチして、きれいでしたよ。 |
ネオ・ゴシック様式で、巨大な宮殿、博物館としての改装に20年間も掛かったそうです。 |
文化宮殿前に立つシュテファン・チェル・マーレ像(この前の通りの名前にもなっています) |
宮殿内部の広間 |
聖ニコラエ・ドムネスク教会
ヤシ最古の建築物といわれる教会で、15世紀シュテファン大公治世下に建てられ、外壁に彩色された聖人像が
きれいに残っています。文化宮殿の前にあります。
三聖人教会
外壁に施されたレース刺繍のような繊細な彫刻が美しい教会で、時の三司教を祀って、17世紀に
建立されました。今は、修復中で、全体が望めませんが、外壁の美しさは、みごとでした。
大聖堂
シュテファン・チェル・マーレ通りに堂々とそびえる大聖堂
ヤシの街並 1
ルーマニアで一番の文化都市を誇るヤシの建造物の色々
ルーマニアに最初に印刷技術を導入した、ドソフティの生家(後方の像も)と、道標 |
ミハイ・エミネスク博物館:ルーマニアで最も有名な詩人の作品が展示されている博物館 |
150年前に創設されたヤシ大学 |
ヤシの街並 2
ヤシ大学の近所で見つけた質素な佇まいの教会(名前は分かりません) |
町のカフェで見たお菓子、ケーキ |
お肉売り場のハム |
夜行列車乗車前
今夜23時37分発の夜行寝台列車の乗車前の腹ごしらえに、地元で有名なレストラン “BOLTA RECE“ へ
ルーマニア料理を出すお店で、ちょっと高め、でも引っ切り無しに、スーツ姿の紳士や、ご婦人達が来店してました。
夕食に、牛肉のステーキと、サラダ(38RON=1,800円)をいただきました。
夕食後、レストランでタクシーを呼んでもらい、ヤシ駅前まで行き、駅前のマクドナルドで、コーヒーを飲んだり、
待合室で旅行者たちの様子を観察したりしながら、時間をつぶし、午後11時前、ホームに列車到着、早速、乗り込みました。
夜行列車乗車後
ルーマニア国鉄は、普通列車以外の座席は指定席制で、切符は、旅程10日目のシギショアラ(9月15日)で購入済み。
ブカレスト行き夜行列車(10両編制位:暗くて後方の連結車両数分からず、又、プラットホームも明かりが少なかった。)
の、寝台車は先頭車の2台位で、かつ4人用と、6人用のベットのあるコンパートメント。私の切符は、2等車・4人用
ベットの下段の指定席(走行距離:406km、運賃:71RON=3,400円、寝台料金:38RON=1,800円、合計5,200円)、同室の
乗客はサラリーマンと、旅行者の青年の男性二人と、赤ちゃん連れの若いママと私で4人、トランクを同じコンパートメント
の男性に棚に上げてもらってから、早速、隣の6人用コンパートメントをのぞきに行ったら、3段ベットが狭い通路に向かい
合わせに並び、中で6人の女性の旅行者が狭いながらも楽しそうにベットメーキング中、えー! 自分でベットメーキング
するんかと、あわてて自分のコンパートメントへ戻り、車掌からシーツカーバーを貰い、ベットメイクしました。そうこう
するうち、列車は何の合図も無く発車、同時に車内消灯、暗がりの中、就寝前のトイレへ、行きました。(洗顔等は、夕方の
内に、昨日、宿泊したホテルのトイレで済ませてます)
初めての夜行列車の、ましてや一人旅、眠れるか心配やったけど、同室の子供さんの夜鳴きも無く、熟睡状態、翌朝6時無事
ブカレスト駅到着、乗車6時間半ほどの楽しい経験をしました。(前日に、当夜宿泊予約の“IBIS BUCURESTI NORD HOTEL”へ
キャンセルの電話済み、夜行列車乗車で一泊分(平日料金16,000円)節約)
*列車車内の写真:同室の乗客たちの雰囲気は“速攻、寝るぞ“という感じで、機会が無く、撮影できませんでした。
降車後、ブカレスト駅構内のマクドナルドで、ツナサラダと、ハンバーガー、あったかいコーヒーで、朝食を食べてから、
朝9時前、初日ルーマニア入りした時と同じホテル“IBIS BUCURESTI NORD” へチェックイン、さすがあまりに朝早くて
部屋には入れてもらえず、トランクを預けて、ブカレストの町へ飛び出しました。(続きは 9頁のブカレストをどうぞ)
旅程16日目の 2007/9/21 AM 9:00
ルーマニア
1ページ ブカレスト |
6ページ クルージ・ナポカ |
2ページ シナイア |
7ページ グラ・フモール 1P |
3ページ ブラショフ |
7ページ グラ・フモール 2P |
4ページ シビウ |
8ページ ヤシ |
5ページ シギショアラ |
9ページ ブカレスト |
ブルガリア 以下準備中
10ページ ルセ |
14ページ プロヴディフ |
11ページ ヴェリコ・タルノヴォ |
15ページの1 リラの僧院 |
12ページ カザンラク |
15ページの2 ソフィア |
13ページ コプリフシティツア |
|