ハワイちょっとお勉強の旅

続けて2日目〜パールハーバーを訪ねて〜とビックリなことが起きた!!

歴史音痴の私なので、写真を中心に載せています。
詳しいことに興味のある方はご自分で調べてね≧(´▽`)≦アハハハ

 ハワイ2日目 パールハーバー  2015年8月16日

日本より南にあるからでしょうか、ハワイの朝は明るくなるのが遅いです。6時頃やっと明るくなります。日本なら4時になれば明るくなってくるのにね。で、昨日早く寝たので早く目が覚めてベランダに出てみた。

ベランダから見たらすごく綺麗な朝焼け これで6時くらい。ラスベガスでも夜明けが遅かった。
南に行くほど夜明けが遅いんでしょうか・・・・よくわかりません(´;ω;`)

部屋のベランダから見たホテルのプライベートビーチです。ここを左の方に行くとワイキキがあります。やっぱり海は綺麗ですねぇ(´∀`)

せっかく早く目が覚めたので海辺にちょっと出てみようってことになりました。










ヒルトンのプライベートビーチです。朝だからか人は比較的少ないです。











     
 ヒルトンハワイアンビレッジはこんな感じのホテルで、同じ敷地内にいくつもの建物があってほんとにビレッジって感じです。
まだ、となりに建てていました。聞く所によると今ハワイでは建設ラッシュだそうです、そんなに景気が良いのでしょうか…。
 

この日の朝ごはんは何を食べようかと考えてホテルの敷地内にあるおなじみのスタバ、前回も食べたあのおいしいパンはあるかしら…・顔より大きな真ん中がジャムになってるデニッシュのパン

きゃ〜、こんなかわいいのしかなかった(´Д⊂
とりあえずさっさと食べて早く行かなきゃ、船に乗るのが遅くなる。
パールハーバーのアリゾナ記念館に行くには船で行かなければいけません。
事前にネットで予約も取れるのですが、取ろうと思った時にはもうすでに午前中はなし
3時とか4時しかなかったので、それなら朝早くいけば早くチケットが取れるかと思って。
8時からオープンなので7時半ごろにつくように行かなきゃ。
ってことでまたバスに乗って行きます。バスでは45分もかかります。
空港のまだ向こうのほうになるようです。







パールハーバーはパールハーバーは全てが海軍基地ってことらしいです。なのでセキュリテーは厳しいです。
でも、広くてどこかのどかな感じがします。
     
 パールハーバー入口    
 
Free of Life となずけられた平和記念碑→
この地球に生きる全てのものがたがいにに繋がり合っている様子を
ユニバーサルシンボルとし、建築家のアルフレッド・ブレイスによる記念デザインに使用しています。
とパンフレットに書いてあります。
   
     
 
東京まで3856マイル 6210km 意外と近い
  なので入る前にはまず荷物を全部預けなければいけません。
持って入れるのはカメラ、携帯、財布など貴重品だけ。
それを何かに入れることはできないので、ポケットに入れるとか
そのまま持って歩くとか、、、そして手荷物1個あたり3ドル必要です。
パールハーバーには様々な記念館とか博物館があり
無料のものと有料のものがあります。


それぞれの入場料は下記のとおり
*パスポート:大人$64  子供$35
*戦艦ミズーリ:大人$25 子供$13
*太平洋航空博物館:大人$25 子供$12
*ボーフィン潜水艦と博物館:大人$12 子供$5
*アリゾナナレーションツアー:
        オーディオレンタル1台$7.5
パスポートはすべて含まれているので、
私たちはパスポートを買いましたが
値段の割にこのチケットって・・・・
レシートにチェック付けるだけです(;_;)
     
荷物をあずけて出てくると右にヘッドセットを貸してくれるところがあります。
このヘッドセットでそれぞれの説明を聞くことができます。
もちろん日本語での説明を聞けます。
入場のパスポートを持っている人は含まれているので無料だけど
ほかの人は$7.5です。
このアリゾナ記念館の入場は無料になっています。
このヘッドセットは世界中の言語に対応しているスグレモノです。
各展示のところには番号が書いてあって、その番号のボタンを押せば
直ぐにその説明になります。
     
     

 
 
     
アリゾナ記念館は船で戦艦アリゾナが沈んでいるところまで行きます。15分頃間隔くらいに決まった人数しか船に乗れません。なので時間の予約をとっておかなければいけません。ネットからの予約もできるし、朝早く行って取るということもできます。私たちは結構早く行ったので8:45の船に乗ることができました。
船に乗る前にまず真珠湾攻撃のことをまとめた映画を見ます。字幕なしの英語のみです。
ヘッドセットで日本語の説明を聞くことができます。
古い戦争当時の映像もあり、真珠湾攻撃に至ったかなどを説明しています。
戦争をして得をする人なんて誰ひとりいなくて、悲惨なものであるということがよくわかります。
攻撃された側にも多くの犠牲者がいて、攻撃した側にも犠牲者が出る、本当に悲惨なことです。
そんな映画をを見てから船に乗ります。 
真珠湾の中には戦艦が沈んでいて今もそのままになっています。 その一つアリゾナの上に記念館というか、慰霊館というかそれを建ててあるものです。
     
 船に乗るとすぐに記念館が見えてきます。    
     
     
 内部はこんな感じです。
ここは慰霊の場所なのでそれなりの行動を・・・ということです。
  一番突き当たりにはこの攻撃でなくなった人たちの名前が
刻んであります。
1941年12月7日 奇襲攻撃を受けたアリゾナには1177人が
今もそのまま海に沈んだままです。
     
アリゾナの一部が海上にむき出しになっていて、
燃料庫が爆撃されたため今もその油の流出が続いているとのことで
周りには油が浮いていました。
   近くに沈んでいる戦艦ネバダ
     
 
記念館から戻ったら戦争への道博物館、攻撃次資料博物館などをめぐります。
たくさんの資料が広大な敷地に点在していて全部見るにはかなりの時間が掛かります。
 
     
     
12月7日(日本時間12月8日)アメリカは日本がまさか空から攻めて来るとは全く予想をしていなかったようで空に対しては無防備だったようです。
戦艦アカギからたくさんの零戦が奇襲攻撃をかけ、パールハーバーだけではなくハワイのほかの港に停泊していた戦艦も
攻撃を受けたそうです。奇襲が大成功という暗号、トラトラトラです。

   
投下された爆弾の実物大    日本軍の魚雷 
     
     
その当時の写真など貴重な資料がたくさん展示されています。
平和を願い千羽鶴を追ってなくなった広島の佐々木貞子さんの千羽鶴と資料も展示されています。
 零戦    
建物から出てくると外にもいろいろな展示があります。
                           潜水艦発射弾道ミサイルポラリス→



















日本軍の人間魚雷 回天
この中に人が一人入って敵の潜水艦に突撃するのです。
なんと人の命を軽く見ているのでしょう。



何かの本で日本軍の最大の敗因は人の命を軽く扱かったことだと書いてあったような気がします。飛行機を作る技術も爆弾を作る技術も素晴らしいものがあったのに、一番大切な人の命を軽く見たのが誤りだと。
確かに特攻隊にしても、この人間魚雷にしても余りにも人の命を軽く扱いすぎです。
 
1945年9月2日 東京湾に停泊した戦艦ミズリー上で無条件降伏にサインして、本当に戦争が終わったんですね。
     
     
    戦艦ミズーリは歴史でも習った、日本が無条件降伏の書類に
サインをしたあの戦艦です。 
↑のパンフをクリックしたらミズーリのことを詳しく書いてあります。
興味のある方は読んでみてください。

前に見たアリゾナのところからはバスに乗って湾をグルッと回って
行かなければいけません。
もちろん無料のシャトルバスがあります。
アリゾナ記念館からはすぐそこに見えているのですが、
湾の向こう側になります。

まず入ったところにこんなものが・・・

終戦を知った戦艦の乗組員が嬉しくて思わずキスをした
というのをわざわざこのように作ってありました。
     
     
     
   
前方甲板のこの場所でまさに調印式が行われました。    調印された書類と実際に使用されたペン 
     
     
    サインする重光葵と梅津美治郎
     
     
調印式に望む日本国代表 加瀬俊一・重光葵ほか     連合軍最高司令官 ダグラス・マッカーサー
     
    ミズリーの乗組員が見守る中調印式が行われたんですね。
それにしてもものすごい数の人たちです。 
     
     
ミズーリの甲板は2枚の星条旗で飾られた。1枚は真珠湾攻撃時にホワイトハウスに飾られていた物(48州の星が描かれた星条旗)、もう1枚は1853年の黒船来航で江戸湾に現れたマシュー・ペリーの艦隊が掲げていた物(31州の星が描かれた星条旗)であり、このうちペリー提督の星条旗については黒船来航の結果、当時の江戸幕府が日米和親条約を締結したという結果からすると、むしろ戦前の日米友好時代の象徴であるため 

私は歴史で詳しく第二次対戦のことを習ったことがありません。なぜなら歴史の授業は明治維新に行く前に時間がなく終わってしまうからです。
ここに立ってみて、とても戦争というものを身近に感じて、またこの場所で歴史に残る大きな一歩が刻まれたと思うと
ちょっと感慨無量なところがありました。
やっぱり実際にその場に行って、自分の目でしっかり見てみないといけないなぁと思った次第
     
   
ミズーリの右舷に僅かにへこんでいるところがあります。
これは日本の零戦が体当たりをしてきたときにできた傷だそうです。
一人の兵士が命をかけて攻撃してもこの程度のキズで終わってしまったなんて
なんと虚しいことでしょう。
そもそもはあんなに強大な国を相手に戦争をしようなんてとんでもないです、
無知で愚かだとしか言いようがありません。


ちなみに→この方が連合軍最高官のチェスター・ニミッツ
海軍元帥です。















 
   
 船内では鹿児島県にある知覧特攻平和会館からの特別展がありました。終戦記念日だからと思われますが・・・。
 
     
 
    知覧平和会館からは特攻隊で出撃した若い兵隊さんたちの写真、遺品
中でも遺書が多数展示されていました。
展示を興味深く見ていた外国人の人たちは一様に「Oh my God!!」を連発
片道の燃料で敵機に突っ込むなんてありえない・・・・と言っていました。
当然です、日本人としては小さくなってしまいます。
あと、遺書も英訳されていて、それを読んでも信じられないの連発でした。
長々と書いてある遺書、短い遺書、皆さん思いは同じだったでしょう。
ただただ、もう二度と同じ人たちを作ってはいけないと思わずにはいられませんでした。
びっくりしたのは、多数の方が毛筆でしかもすごくお上手な字で丁寧に書かれている
最後の手紙なんだから当たり前だけど、あのしっかりした文字からも覚悟のほどが伺えます。そしてそれだけ国を想う気持ちも強かったのでしょう。
いろいろ考えさせられることが多かったです。
 
外に出てまたシャトルバスで下のところに戻ってくると、
真珠湾を見渡すように丸く公園になっていて、その周りにはこのように当時の写真とともに詳しい説明が書いてあります。
向こうに見えるのがアリゾナ記念館と戦艦ミズーリです。  
     
     
     
     
太平洋航空博物館     
   
パールハーバーの攻撃の時にも唯一焼けなかった格納庫が残っていて、そこを改造して航空アトラクションになっています。
もちろんゼロ戦も展示してありますが、同時に子供用だけど、戦闘機に乗って敵機を打ち落とすというアトラクションがあります。
戦争はダメと訴えている記念館がある横でそんなお楽しみを作ってもいいのかしら?と日本人にはちょっと考えられないことです。  
     
   
     
     
     
     
 零戦    日本軍が使用していた原寸大の爆弾
     
     
 どのように奇襲はなされたのか詳しく分析されています。   戦争当時のままの戦闘機
     
     
 ほかにも多数の飛行機、ヘリコプターが展示されています。   この博物館の外ではたまたま航空ショーが開催されていてたくさんの親子連れが来てい ました。ラジコンなのかなんなのかよくわかりませんが、結構大きな飛行機が飛び交っていました。
     
 潜水艦ボーフィン    
     
 潜水艦の中を見ることができます。   この潜水艦は第二次大戦中に敵国の潜水艦44隻を沈めた
と書いてあります。 
     
     
     
    このボーフィン潜水艦は中も全部見れるようになっています。
中は迷路のようになっている上に狭くて狭くて太っている人は通れないところもありました。ベッドもパンパなく狭くてこの中で何日も暮らすなんてすごいことだと思いました。
そういえば、広島県の呉の自衛隊基地にも潜水艦がありましたが、
中を見ることはできませんでした。
入ってからこの潜水艦を見終わるまでほぼ1日、6時間くらいかかりました。
それでも結構駆け足、日本語ツアーもあるのでそれを聞きながら回るともっと時間がかかるかもしれません。  
でも、戦争は誰も幸せになれるものではなく、この先も永遠に世界からなくなればいいと思います。
この戦いでなくなった本当にたくさんの人たちの死を無駄にしないように、私たちも今の平和を後の子供たちにしっかり受け継がなくてはね。
いまさらですが、良い勉強になりました(^^ゞ
   
 ここで記念写真を撮ってもらうと↓のような綺麗な両開きの
アルバムにしてくれます。
潜水艦のところでも記念写真を撮ってくれて、出てくる頃には↓のような
12月7日(現地時間)の新聞になっていただけます、すごい。
     
パールハーバーは戦争を忘れないためのメモリアル記念館でもあるけれど、テーマパークでもあるのです。写真も新聞もかなり高かったです。 

パールハーバーを後にしてまたTHE BUSに乗ってアラモアナショッピングセンターへ。そこから乗り換えて今度は夕食を予約してある
ワイキキ近くのお店まで行きます。

ワイキキの近くはやっぱりメインストリートというか、たくさんのお店もホテルもびっしりたっていて賑やかです。
ブランドショップもずらりと並んでいます。
食事の予約してあるお店はホノルルでは一番大きなハワイアンのショーをやっていて、ビュッフェ式の夕食が付いています。
行ってみると(´;ω;`)ウッ… 日本人ばかり。たまにアメリカ本土から来た家族もいるけど90%日本人(゜´Д`゜)
ショーの前に雨が降っているにも関わらずテラスにテントを張ったところに長テーブルと椅子、そこでウクレレを弾くおばさんとフラダンスの男性1名、女性2名。










こんな感じでテントの中でフラダンスショー?
食事もかなりイマイチで足元を見られてる?
ちょっと嫌〜な感じのところでした。
でもメインのショーは屋内であるので期待。








メインのショーはラスベガスのホテルで行われていたそっくりさんのショートハワイアン、タヒチアンダンスのショーです。
席はどういう順番かわからないけど、決まっているみたいで結構前の方で見れました。
まず、プレスリーのそっくりさん、これが似ているようで似てないようで微妙(笑)
次はレディー・ガガ、これは全く似てないけど、衣装は同じでピアノとダンスは上手い(´∀`)
最後はマイケルジャクソンでこれも似てるかどうかは微妙だけど、歌とダンスはうまかったです(*´∀`*)
     
     
     
     
     
     
     
     
     

以上百聞は一見に如かずってことでそっくりさんショー+ハワイアン、タヒチアンショーでした(*´∀`*)
とにかくみなさんなり切っているのが超面白いのと、舞台演出はさすが本場、半端なく素晴らしいです。
演奏ももちろん生演奏。そっくりさんでもダンスは素晴らしいです。
プレスリーは客席までやってきて、本物のように汗を拭いたハンカチをお客さんにプレゼントしてほっぺにチュッしていましたが、
今の若い人にはその意味がわからないみたいでキョトン(;゚Д゚)! そりゃそうですよねぇ(*´∀`*)
近くで見ると余計に似てないけど、ナリキリ度はマックスです(´▽`*)アハハ
食事とウクレレとフラはイマイチだけど、このショーはそれなりに楽しませてくれるのは間違いなしです(*^^)v
が、ここでとんでもないことがありました(´;ω;`)ウッ…(°д°) (°д°)
このショーで踊っているダンサーのうちのひとりが以前パークにいた人に似ていると二人一緒に思ったのです。
双眼鏡は持ってないので、カメラの望遠を一番大きくして見てみてもやっぱり似ている。
その人はハワイから来て3年ほど前に辞めるまで3年間ほどパークにいました。ニックネームはアロハ君という人なんです。似てるなぁ・・・・とずっと見ていたけど分からずに終わりました。終わってからロビーに出てきたら、出演者と記念写真をどうぞって言って今出ていたそっくりさん3人とダンサーが男女1人ずつ立っていました。ダンサーのおふたりは同じところ、あとはみんな別々に好きな人と写真を撮れるようになっています。写真はいらないなぁ・・・と会場を出かけた最後のところのダンサーさんを見て(°д°)ビックリ!!!!!
アロハ君だ〜(°д°)近くで見ると間違いなくアロハ君、とりあえず娘が一緒に写真を撮って、そのあと英語で名前を聞きました。
そしたらその名前バッチリアロハ君の本名です。さらに娘がUSJで働いていたかと聞いたら、その通りだよって。キャッ!!!(´∀`) 二人で大盛り上がりでワーワー行っていたら、ほかのお客さんが怪しい奴だ・・・・みたいな目で見てた。
ハワイに来る飛行機で冗談でアロハ君に会ったりしてな〜〜〜なんて話してたことがまさか本当になるとは。
もうそれからはこの話題で盛り上がってしまって、ホテルまで歩いて帰ろうと思ったのに、道を間違えてしまった。
改めて地図を出して位置を確認して、遠回りになったけど、無事にホテルまで帰り着きましたヽ(´▽`)/
それにしてもこんなことってあるんだなぁ・・・・とせっかく今日一日パールハーバーでいろいろ感動したり考えたりしたのに、全部ぶっ飛んで頭はアロハ君一色になってしまった(´▽`*)アハハ
ほんとにアホな母娘です。



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