再発 闘病記録

     

  追記   平成30年5月6日

       この冬(2018年)風邪をこじらせました。

4月にいよいよ呼吸が苦しく、主治医の処方で酸素ボンベを

在宅利用しています。

日常生活は幾分か楽になりましたが、外出時は、色々と困難、

もっぱら車での移動を必要としています。

おいおい、その実状も報告しようかとも。

各位もお気を付けください。

       

記録更新   平成26年(2014年)   1月27                       20140202

 

      (2013年)4月に発症した気胸が、同年9月に再発し、一か月余り

入院しました。

開胸手術経過と闘病生活報告、出来ました。

日記形式(身内にメールした内容をコピーしたりして)でアップします。    

 

 

 

 

2013年 9月7日(土曜日)緊急入院初日

今朝起床時に呼吸に違和感を感じ受診したところ、気胸再発、前回よりも重症で呼吸機能の

60%が萎んでいますとの診断、即入院し、レントゲンや、CT検査の後、昼から一番にチューブ

挿入オペ(4月にも受けたオペで、右乳房下辺りを数ミリ切り、直径6,7ミリのチューブを肺に

挿入、肺の袋から漏れた空気をそのチューブから排気する処置)しました。

今回は チューブの先端を壁の圧計器に接続、ベットからチューブの長さ約2メートルが行動

範囲、そこでポータプルトイレがベット横に搬入されました。

これがこれからの長い約一か月の入院生活の始まりでした。

メモ:

気胸再発で、本日から入院。

応急処置で又、チューブ挿入、@状況次第で来週内視鏡手術か、

A薬挿入で肺の袋と肺を癒着させるか、B今日のオペで好転か

でも、先程の執刀医の回診ではBはなさそうかな?

結果はもう少し様子見てからの診断()

こんな大事な時にです、人世ままならないね、です。(えへへ<泣き笑い>)

メモ:

9月3日に二人目の孫が誕生しました、ここはおばあちゃんが大活躍の予定がすべてキャン

セル、本当に四苦八苦の入院生活が始まります。

 

 

9月13日(金曜日) 入院7日目

一週間安静で様子を見たけど改善しない、そこでより太いチューブに交換(直径約1、2センチ

以上)、排気圧力も上げてるとの事でした。

主治医は出来るだけ切除手術を避ける処理で治るよう努力してくれています。

時々胸がむかむかするのと、胸からぶら下げているチューブがくるくるとよれて痛いのとで、

残暑厳しい中、室内温度24度の快適病院生活も苦しく大変でした。

 

 

 9月16日(月曜日) 入院10日目  敬老の日

時々のむかつきと、自然呼吸の息苦しさで、鼻チューブでの酸素マスク装着、又食欲不振で

三度の病院食事も進まず、涙しました。

でも敬老の日の今日の昼食に赤飯と尾頭付きの鯛が出て、おいしく食べました、感激

メモ:

病院昼食、赤飯(私は赤飯のお粥)と鯛がでました。やはり敬老の日、病院内すべての人かどう

かは未確認です。お粥は入院前に受けたインブラント手術あとの養生の途中の為の仮歯の

調子が今一つだったので、すべての食事はお粥にしてもらいました。

 

 

9月18日(水曜日) 入院12日目

朝の回診ありました。

昨日のレントゲン結果、良好でしたが、

「先週の入院1週間目に経過良好と排気吸引のスイッチをOFFしたら、途端に肺の袋が萎ん

だので、即刻太いチューブと差し換えられ」、交換後5日目のいまですが、慎重な様子、

もう少し経過観察します、との事、(やはり主治医は、手術は出来るだけ回避したいようです。)

私も今は調子良いけど終始太いチューブで吸引されての調子なので、今ひとつまだ自信ない

です。

入院12日目になりますが焦らず治療専念、辛抱です。

 

9月20日(金曜日) 入院14日目

昨夜の名月はいかがでしたか? ご心配かけてます。

やはりまだ、空気の漏れが頻繁に見受けられるので手術をとの決定。

 手術日は 来週 924   火曜日  時間等は未定    

近畿大学から専門医も応援が来るので、全万の体制ですから、お任せください、との事でした。

私はとうとうですかと!の思い、2週間ものあいだ、チューブで繋がれた生活を我慢したけれど、

改善せず、こういう結果で残念やけど、次は手術に向けて心構え強くしますね。

 

9月21日(土曜日) 入院15日目

術前検査の内の1つ、エコーで血栓の有無を胸から下半身まで検査(自室ベットの上でおよそ

二時間)、異常なしで無事に手術を受けれますとのことです。

又先程、術前説明会で、色々驚かされました。(主治医と子供二人が私のベット周りに座り説明

を受けました。)

<<右気胸で肺からの空気漏れが持続しているため手術治療が必要、

疑わしき部位三か所あり、うち一か所は心臓に近い位置にあります。>>

又、全身麻酔により発症する疾患<脳出血、肺梗塞など>や、又手術そのものの危険性や、

胸腔鏡下肺切除術予定から開胸手術に移行する可能性ありなど、

こちらはまな板の鯉、よろしくお願いしますです。

主治医と近大からの専門医に一切を委ねます。

手術、頑張るからね。万が一の時はよろしく。

  

  9月23日(月曜日) 入院17日目  手術前日

昨夜午前3時と今日昼食後の二回、採血<血液ガス検査(血液中の酸素量や二酸化炭素量

を測定)>、

午後に妹達のお見舞いありで、大変楽しい午後を、過ごしました。

(何かあったら後のこと、よろしくです。笑)、

手術前ですが、心おだやかに過ぎて行きます。

 

  9月24日(火曜日) 入院18日目 手術当日

前日夕刻から絶食、今朝9時からの手術の準備と淡々と事が進んで行きました。

術衣と弾性ストッキング(エコノミー症候群の予防)を着け、AM8:55 車椅子で手術室へ,

その後、麻酔の初期の段階で意識朦朧、あとは約3時間ほどの手術、術後ICU室へ運ばれ

一時間後(私には記憶がないけど、)家族に手を上げて会釈したらしいです。

ここICU室で一昼夜、地獄の体験をします。

術後の痛さや、身動きできない恐怖感で眠れず、まるで二日間も滞在したような辛くて長い

時間でした。

メモ:20130924<手術に立ち会った次女から身内に送信したメール内容です>

手術は、次女が付き添いました。

術後1時間してICUで面会できました。

結局のところ、肺に開いていた穴はひとつで、それが心臓に近いところにあったので、右脇下

から右乳房上の間を肋骨を避けて6センチ切り(角度45度位の斜め線)、開胸手術になり、

その部位を切除し、縫い合わせました、他の部位二か所は空気漏れはなかったので元に

戻しましたとのことでした。

 母は麻酔が残っており、弱々しい感じでしたが、話せました。 

 

メモ:

後日。主治医は私に「他の部位二か所は、いったん肺から取り出して、タイヤの空気漏れを

チェックするように水を入れて、空気が漏れていないのを確認してから元に戻しました。」と

教えてくれました。、医学もなんか少し楽しい作業?(適当な言葉が見つからないけど)、

物理的? (でもこれは、術後の一週間程の地獄の苦しみを乗り越えてからの主観です)

 

9月27日(金曜日) 入院21日目 術後4日目

 ただいま!無事生還、部位の位置に寄り内視鏡手術でなくて、開胸腔手術に変更、

それからの生還、現在医学に感謝です。

 今日は麻酔用点滴のチューブが一本外れました。すでにリハビリのスタンバイ(チューブが

まだ数本繋がってるからそれがとれたら本格的にとのこと)

手足のリハビリと、頭もちょっとリハビリの必要性が発生や!手術後丸一日、硬直状態でした。

まあ、ぼちぼちがんばるわー、

みなさんにメールできるほど元気になってきたと言うことかな! みんなとの再会を楽しみに

しています。ありがとう{(-_-)}

又手術経過なんか怖くて()聞きたくもないやろうけど、臨場感もり混んでお話しましょうか?

冗談ですが、確かに元気になってきてます。

又メールするね。ありがとう

メモ:手術直後、あまりの痛さと残暑で死んだような状態、この三日間誰ともメール連絡出来ず

(次女とは毎日面会しました。)

 

9月28日(土曜日) 入院22日目 術後5日目

I C U 室に術後の身体を硬直状態で一泊、我が人生で一番つらい()時間でした。

わずか一泊やのに、夢の中ではしっかり二泊(ナースが2連日出勤でよう働くなあって、感心)

あとで違うナースに今の時間を聞いてまだ一日しか経過していなかったという次第。

まずは、無事生還、何回も言わんでいいか!(

 メモ:硬直状態で肩こりがガンガン(笑)、次女にもみほぐしてもらい、一息。

 

 9月29日(日曜日) 入院23日目 術後6日目  

頭のリハビリはまだ始めてませんので多少いや多量の植字ミス(入力ミス?)は失礼してと。

昨夜はPM六時に切り傷の痛がはじまった。平行して錠剤のロキソニンも飲んでたけど、昨日

の朝に抜いたチューブ(痛み止の麻酔用点滴)の効果が78時間残ってたんかな?

それも切れたのか。夕食前の6時に痛さの禁断症状  

病院食事【焼きそばとサラダは無理しないで食べ残し(食欲わかない献立)、桃缶の細切れ一

皿でご馳走さま】

その後各ロキソニンとムコスタ一錠を飲み終えた。

え、待てよ、ムコスタ錠って胃薬やったら、晩ごはん迄待たなくって即痛み開始したら飲んでも

よかったやんなあ?!

反省しながらしばらく安静にしてたけど、でも動くたびに肋骨の隙間からメリメリ音

(本人、この時期、非常にナーバス、何でも悲観的に表現してます。要注意)や、

ガリガリ音を感じ、たまらずナースに痛み止の追加を聞いたら

@   ロキソニン一錠追加で飲む  A傷口回りに麻酔薬を注射する、ここまで聞いて、

速攻、@の飲むを選択。そして入眠剤も()今日は二錠)ごっくん。お陰でその後ぐっすり眠れ

ました。

今朝は清々しい太陽を見ながらや、窓向こうを走る近鉄奈良線の電車を見ながらの久しぶりに

気持ちの良い朝を迎えました。

“気胸)闘病記”(仮題・笑・)の文庫本化の下書きとして、このメールを利用します(笑)

 

  9月30日(月曜日) 術後7日目

ご心配かけてます。朗報です。

今朝のレントゲンが 良好で今、最後のチューブ(再発した入院初日に挿入されたチューブ)

【約1ヶ月ともに戦った戦友みたいや】 が抜けました。

 麻酔注射が痛かったけど 麻酔後、外径直径1.2p(いつかのメールで直径2センチって

言ったかも、ごめんね、かなりのサバ読み)チューブが抜かれ、チューブ用傷穴を縫合し、

終わりました。あっという間。

行動範囲がベットから1メートル 【単に壁から伸びるチューブの長さだけを言います】と言う

過酷なサバイバル生活、克つ辛かった手術 をも乗り越え、感無量です。

 ただし、明日もレントゲンでチェックします。やて。

又今日にでも、気分が悪かったら言って下さい。とも、油断は禁物!

 どうぞ明日も良い写真【レントゲンやで】がとれますよう。

ご心配、ありがとうございます。

 

10月1日(火曜日) 入院25日目 術後8日目

 今朝も経過良好のレントゲン結果で、いつでも退院の許可が出ました。

でも、自分自身ちょっと自信がないから、一日延泊して(笑)、念のため、【ほんまに最後の】

明日のレントゲンを再確認してから、退院予定()してます。

 スケジュール   10月 3日 木曜日 10時、退院予定

ご心配かけました。自宅静養に努めます。

 メモ:早期退院のお勧め(笑)、入院期間区分1,2,3ありでやはり巷で言われているように、

さっさと退院を進められました。

レセプトを見直したら、入院直帰一週間(区分1)と、入院23日目以後(区分3)とでは

診療費に一日1万円の差 (本人負担はその3割、なおかつ高額療養費制度でもっと

負担は少ない)、

病院側の患者への早期退院お勧めの理由です。

 

10月3日(木曜日) 入院27日目 術後10日目 退院日

 朝6時起床、元気です。

今日は退院日、朝食後、着替えて一階の会計にて支払いを済ませ、

主治医、看護師等にあいさつし、身内のお迎えで帰宅しました。

足元が少しフラフラ、自宅静養、頑張ります。

 

10月8日(火曜日) 自宅療養6日目

自宅療養6日目、残暑厳しいです、痛み止め飲んでも、傷口が痛い、明日はチューブ口縫合の

抜糸予定、

気分転換にお隣の美容院でカットしてもらいさっぱりしました。

 

  10月18日(金曜日) 自宅療養16日目

元気にはしてますが、、涼しくなって嬉しいとおもったら、急に寒くなり、傷口疼くよ。

ずいぶん切ってるから治りが遅い。一、二ヶ月掛かるかな?  運転もまだまだです

メモ:傷口の痛み、甘かったです、手術内容にもよりますが、時には半年、一年かかりますって。

 

   10月30日(水曜日) 自宅療養28日目

今日は退院後一か月検診(前回は二週間前でした)、レントゲン結果も傷の経過も良好、

気分もうれしくなりますね。

昼から歯科医へ“インブラントの二次手術”を受けに行きました。

これからまだ何年生きる積りやって声もかかりりそうですね(笑)

 

    11月27日(水曜日) 自宅療養55日目

退院後二か月検診(前回は一カ月前でした)、レントゲン結果も傷の経過も先月同様良好、

気胸に関してはもう受診の必要はありません。(なんかすっかりしました。)

ただ前回の再発時の時の様な症状を感じたら、その場の最寄りの病院に駆け込み、レントゲン

撮影してもらってください。けして予断は許されませんよって言われました。

又、飛行機の搭乗についても言葉を濁されました。

当分、自宅療養優先で、好きな海外旅行も自粛(笑)、頑張ります。

 

後記

長文、乱文お読みいただき、ありがとうございます。

現在は、階段の上り下りや、散歩時に息が上がったりします。

(年齢相当の老化現象やと突っ込まれそうですね)

又、この寒さで傷口がピリピリと敏感に反応し、痛さを感じますが、でも、

ほぼ日常生活に戻っています。

傷跡は、右脇下から右乳房上の間を肋骨を避けて長さ6センチ(角度45度位の斜め線)の

赤い線状と、それとチューブ穴を縫った跡とかけっこうまだ鮮明に残っています。

今後もリハビリに専念します。

みみなさん、ご心配ありがとうございました。     2014年1月24日  EIKO

 

 

 

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気胸の初発症(2013月4日)のページへ戻る

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参考資料

 

 メモ: 診療明細書の内の入院料について *(私のレセプトの抜粋)   

入院期間区分 1)  7日目迄

点数 2,789.

請求金額 ¥27、890円

(一日に付き)

入院期間区分 2) 8日目以降

23日目迄

点数 2,029.

請求金額 ¥20,290円

(一日に付き)

入院期間区分 3) 23日目以降

点数 1,724.

請求金額 ¥17,240円

(一日に付き)

(本人負担はその3割、なおかつ高額療養費制度でもっと負担は少ない)

    手術料や麻酔料は別途別計算です

 

@  手術承諾書

(疑わしき部位三か所、内一か所は心臓に近い位置にあり開胸手術に移行する

かもしれません、いずれにしても安全に手術を進めますと説明があった後、

この承諾書に署名しました。)         2013/9/21

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A  麻酔に関する同意書

(全身麻酔時の偶発症の説明とその同意書)  2013/9/20

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B  手術から二ヵ月後(完治との診断日)のレントゲン)写真   2013/11/27

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