長野県長野市〜上田市への旅

真田幸村ゆかりの地 松代 上田市
川中島の古戦場 など、歴史音痴の母娘のあほな旅日記です
母の主目的はもちろんコンサート、
娘の主目的は「トリビアの泉」に出てきた「川中島の古戦場」
たまたまどちらも長野市、良かった良かったヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!

2006年4月14日(金)〜15日(土)

夜行バス初体験、9時50分初のバスで一路長野目指して出発。バスは2台同時刻に出発、2台とも満席。人気があるんですねぇ。結構お年を召した人も乗ってました(私もそのひとり?)はじめてのってびっくり.。ooO(~ペ/)/ひゃ 座席はひとりシートが3列並んでます。しかもすでに遮光カーテンは引かれて電気も薄暗い。まだ10時にもなってないのにもう寝る準備万端?大きな荷物はバスの下の荷物入れに入れないと置くところがない。でも、DVD とか入ってるから預けずに持って入って、娘のシートとの間に置いた。そしたら、後ろの人が通路を通れなくなる。ま、いいか、またいでもらえば・・・とええ加減なことで一件落着。どんどん乗り込んで見る間にいっぱい。いざ、出発、運転手さんはどうも一人?大丈夫かいなぁ・・・・(^_^;)大阪を出たら新大阪に止まって、吹田に止まって、京都に止まって・・・と結構点々と止まります。後は名神の草津のSAの休憩が最後でノンストップらしい。トイレは車内にあって、面白いつくり。ちょうど真ん中ほどのところに階段を2〜3段下りていくとドアがあってそこがトイレらしいけど、中はどうなってるのか不明。草津で降りたけど、もうすでに爆睡している人も居ます。すごい格好で寝てる女性・・・・(^_^.)あれだけ寝れたらいいなぁ・・・と感心!こっちはどうも寝付けない。娘もなかなか寝れないようやったんで、二人でビートルジュースの録音を聞くことにする。面白いけど、アホみたいに笑うわけにも行かんので、それもほどほどにして、私は舟木さんのMDにスイッチ。いつもは真夜中に寝るのに12時になんて寝られへんけど、電気を完全に消されてしまったんで、仕方なく誘眠剤を飲んでみる。ちょっとは眠れたようで気がついたら外は明るくなってて、どうもバスは止まってるような感じ。予定より早く着きすぎるんで時間調整をしている様子。そのアイドリングの音がうるさいし、振動も走ってるときより大きい。その後は、インターチェンジなんかに何箇所か止まって、降りる人も居た。あんなに何もない所に、くそ早い時間に降りてどうするんやろう・・・といらん心配をしながら、そうこうしてるうちにようやく長野到着。予定の6時45分より30分も早く着いた。まずは荷物を駅のコインロッカーに預けてから朝食。もうん十年前に来たきりの長野、駅はがらりと変わってしまって、きれいになってる。でも、善光寺の参道だけは昔のままでなんかほっとする。お店はもちろんどこも開いてない、でもそんなときも開いてるのがマクドです。駅のすぐ下にありました。朝マック初体験。そこで一日の予定を立てることにしました。とりあえずは食後は善光寺に行く。でも、不便そうやし、夕方には県民会館に行かないとあかんので、レンタカーを借りようということになった。駅の裏にあったんで行ってみる。そしたら予約の車しかないとの返事。あ〜〜あっ。もう一軒行ってみたけど、そこはまだ閉まってる。やっぱり田舎やなぁ〜(T_T)しょうがないからタクシーで善光寺さんへ。これがほんの5分ほどやのに1100円もかかった。ま、とりあえず善光寺参りへ〜

善光寺山門 山門の仁王さん
善光寺さんの本堂です。
人が映ってるので、切ったら変な写真になりました(T_T)
5年もかけての平成大修理中の三門(完成図です)
参道にある芝居小屋 参道にある郵便局

タクシーの運転手さんに聞いたところによると、この後行きたい所はかなり不便らしいので、やっぱりレンタカーが要るやん。ちょうどあった公衆電話の電話帳で調べて見たら、もう一軒トヨタレンタカーがあったんで、電話してみた。そしたら、空いてるって言うじゃな〜い!。私のと同じ車はなかったものの、走れば何でも良い、しかも全車ナビつき。ヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!さすが世界のトヨタですねぇ〜(^◇^)「わ」ナンバーに乗るのは初めて、でも結構きれいで乗りやすいやん!!(^。^;)ホッ しかも1日借りて8000円ほど、そんな安いとは知らんかった。 いざ、目指すは「小布施」という所。葛飾北斎にちなんだところらしい。なんせ、道案内はカーナビ頼み、計画は娘頼みのお気楽な私。運転するだけ〜(笑)長野市内から車で30分ほどの所にあります。行く途中の道から、雪をいただいた山々がすごくきれいでした。この小布施には、北斎館や、北斎が居候をしていた高井鴻山記念館など、色々あるようです。でも、「高井鴻山って誰?」と知識のない母娘は有名な北斎館だけを見ることにしました。北斎の版画がいっぱい展示してありました。そして、北斎が描いた天井画で有名らしい岩松院にも行ってみました。そしたら、このお寺は、なんと小林一茶が立ち寄り「痩せ蛙負けるな一茶ここにあり」という有名な句を詠んだ池のあるお寺で、その句の碑がたっていました。そしてちゃっかりとかえるのお土産を色々売っておりまして、またしてもまんまと思う壺の母娘は、しっかりとカエルのお土産を買ってしまった(T_T)
斑尾高原 飯綱高原と右奥戸隠山
岩 松 院 一茶が句を詠んだ池
「痩せ蛙 負けるな一茶 ここにあり」
と刻まれた一茶のの歌碑ですが
古くてようわかりませんでした。(T_T)
思う壺で買ってしまった蛙です
背中のギザギザを下の棒でこすると
かえるの鳴き声に聞こえます(いや、ほんまです)
中にはたくさんの浮世絵が展示してありました。
モダンな外観と中の浮世絵とちょっと違和感あり。
小布施のあとは、松代と言うところに行きました。ずっとずっと昔には「松代地震」と言うのがあって、群発地震が続いたのを思い出しました。その松代は真田氏の屋敷があったり、松代藩の文武学校があったりと、歴史的にもいろんなものがあるところですが、ここもまた、私たち歴史音痴の母娘にはまったくもって???です。真田幸村って言う名前くらいは知っていますけどね。大阪の「真田山」と言うところはこの真田幸村が大阪夏の陣で亡くなったところといわれているらしい。この真田氏にちなんだ建物がたくさんありましあ。松代城もその一つ。天守閣はないけれど、広い敷地できれいに整備されていました。どこへ行っても、歴史にちなんだものが多くて、もっと歴史を知っていれば楽しさ倍増なのにと思う事しきり!(T_T)真田邸は残念ながら、今修復作業中で見れず、でも、文武学校は当時のまま残されていました。同じ敷地には小学校がありました。昔から「信州教育」と言って、信州は教育熱心な所とされているらしいことが伺えますね。それにしてもこのあたりは真田氏一色でどこへ行っても「六文銭」の旗印が見られます。松代から、長野に帰る途中には上杉謙信と武田信玄の合戦で有名な川中島の古戦場跡があるというので、寄ってみることにしました。川中島と言うから、川の中州か何かかと思っていたら、幹線道路のすぐ脇にあって、大きな公園の一角にありました。詩吟の「川中島」で「鞭声粛々夜河を〜渡る〜♪」と言うのが有名ですよね。
真田邸正面 真田邸の外塀 大きさが分かるでしょ
松代藩文武学校入口 松代城
川中島の古戦場後にある上杉謙信と武田信玄の
決戦の像です。
このような看板があり、横には「八幡神社」がありました
余談・・・・実は歴史にはトンと弱いわが娘がなぜこの川中島に何が何でも行きたいかと言いますと、ちょっと前の「トリビアの泉」で、武田信玄の現在の当主の人と、上杉謙信の現在の当主の人が、この像の前で決戦をしたのです。なぜかと言うと、実はこの時代武田氏と上杉氏はこの川中島でも結局決着がつかずじまいになっているのです。そこで今現在の末裔の方で決着をつけたらどうかと言う依頼がトリビアにあり、この像の前での決戦となったのです。それぞれの現当主の方が、鎧兜にに身を包んで、「白黒をつける」と言うことでオセロ対決をしたのです。それを見ていた娘がぜひ行ってみたいと言うことになり、私の長野追っかけに参戦したと言ういきさつがありました。もちろんこの前で記念写真はばっちり撮りましたよ〜。アホな母娘です(*^.^*)エヘッ
☆ そしていよいよ夜はメインイベントのコンサート。長野市民文化会館は駅の裏側、歩いて10分ほどのところにありました。駅から良く見えていたので、場所は確認済み。レンタカーを返して早めの夕食(もちろん信州そば)を食べていざいざ会場へ。大きな会場で、とてもきれいです。私の席はど真ん中、とっても良く見え、音も良く聞こえました。満員のお客さん。地元の方は、なにやら、ヤクルトさんから、割引チケットが出ていたようで、それで来ているという人がたくさんいました。でも、あまりのプレゼントの多さと、遠くから来ているファンの多さにびっくりされていました。私もその一人ですけどね。
コンサートが終わった後は、あまり本数のない長野新幹線に乗るために大急ぎで駅に戻りました。一駅乗って上田にホテルを取ってあったからです。でも、その長野駅のホームで、のんびり歩く舟木さんに遭遇、びっくり.。ooO(~ペ/)/ひゃ 大阪のように大騒ぎする人もなくいたって静か。いつもこうあって欲しいものです。
2006年4月16日(日)

一夜明けて信州上田市。駅前のホテルサンルート上田はとてもきれいで、良いホテルでした。朝食付きで1泊7245円(ツインルーム)お安くて良かったです。この日は、特に計画はなかったものの、ホテルのフロントのところに「上田城1000本さくら祭り」と言うポスター発見。行ってみることにしました。この上田城ももちろん真田氏のお城です。天守閣はないのですが、櫓がいくつか残っていました。そしてさくらが満開で、観光バスもいっぱい来ていました。駅から歩いて10分くらい、便利なところにあります。とりあえず、このあたりは「真田氏」をおいては考えられないのでしょうね。道路のマンホールも六文銭になってました。上田市で知る人は知るというか、ちょっとマイナーな「無言館」と言うのがあるのですが、ちょっと不便なところにあるので、今回は行くのを諦めました。帰りは篠ノ井まで戻り、そこから特急で名古屋に出て、名古屋から新幹線と言うルートで岐路に付きましたが、途中、松本のあたりでは、雪が残る穂高が車窓からきれいに見えました。次は久しぶりに上高地に行って見たいと思ったのでありまーす。「無言館」(戦没画学生慰霊美術館)と言うのはこちら
上田城とさくら 上田城
街のいたるところにあるマンホールのふた 上田城に入ってすぐのところのしだれ桜
(映ってるのは関係ない人です(T_T))

楽しい追っかけ旅のお話もこれにて終了。次はどこへ出かけましょう。
こう言っちゃなんですが、実は私は出嫌いなんです。
車の免許を取ってからは結構出かけるようにはなったのですが・・・・
ってほんまかいって言われそうやけど、そうなんです
でも、行きたいところはいっぱいあります。
元気なうちに行けるだけ行かなくっちゃね(^◇^)