○弾き語りに挑戦 ☆これまでのまとめ |
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声を出す | ||
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練習曲(チューリップ) | ||
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練習曲(新安里屋ユンタ) | ||||||||||||||||||
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これまでのまとめ |
確認
ここまで、ずいぶんがんばってきました。一番苦労したのが「三線を弾きながら歌う」ことでしょう。最大の難関と言っても良いと思います。三線を演奏するというのは、三線を演奏しながら歌うことに他なりません。ですから、最大の難関であり、一つの「ゴール地点」とも言えるわけです。 『チューリップ』は簡単にできたのに、『新安里屋ユンタ』は難しかったという人も多いでしょうね。 『チューリップ』のように、歌と三線の音がまったく同じ場合ですと、簡単にできてしまいます。歌と三線が助け合ってくれて、とても楽に歌えます。ところが、『新安里屋ユンタ』のように、歌と三線のリズムや音が違う部分が出てくると困ります。なぜ困るのか。歌が三線に「つられる」わけです。 「どうして、ここで違う音になるのよ!歌と同じでいいじゃないの!」と言いたくなることもあるでしょう。でも、練習を重ねると、リズムや音が違っている場合でも、歌と三線が助け合ってくれるようになります。そうなるまでには少々時間がかかりますが、これだけは信じてください。「いつまでも、辛いばかりではありません。三線と歌とがお互いに助け合い、絡み合い、美しい音楽になっている」そう感じるときが必ず来ます。 そのためにも、みなさんに伝統的な音楽をお勧めしたい。 |