讃岐うどんを求めて四国へ〜


いきなり思い立って「うどんを食べに四国へ行こう!!」と出かけました。
毎度、いきなり行動の母娘の珍道中です。


2010年1月10日(日)

朝から急に思い立って「うどんを食べに行こう」ってことで本場四国へ。高松駅に近いホテルに電話、予約OK(*^^)v
後はカーナビと助手席の娘のナビが頼りのドライブ(+_+) 阪神高速池田線を通って、中国自動車道を通るルート。
行きは瀬戸大橋、帰りは大鳴門橋から明石海峡大橋を通る予定。途中ナビにはない道がまた出来ていた様子だったけど、
道路標識は無視してカーナビどおり、でも、しばらく行った所で同じ道に合流していたので、たぶん多少遠回りをしたかも?
ま、結果よければそれで良し。道はスイスイ全く渋滞なし。お天気も良いし、暖かい。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

私の大好きな大きな橋、その1 開通した時に行ったきりの瀬戸大橋はやっぱりすごい!!与島に下りる予定はなかったけれど、やっぱり来たからにはゆっくり景色も見たいしってことでしばし休憩。ちょっともやがかかっていて、せっかくの瀬戸内海の島々も余りきれいに見えなくて残念。

高速道路に信号(T_T)
初めて見たので思わず写真を撮りました。

できた時に行ったときは確か信号なんてなかったと思ったけど
混んだ時のためでしょうか・・・・高速道路の信号なんて見たことない。

瀬戸大橋の終点坂出で出て、そこからおうどん屋さんを探してうろうろ。ネット情報による、口コミのおいしいと言う噂のおうどん屋さんへ。


←「讃岐の里」と言うおうどん屋さん
行ってみるとひっそり・・・・・(T_T)
ネット情報によると閉店時間が早かったけど・・・
暖簾も出てない(T_T) でも恐る恐る覗いて、「やってますか?」と
聞いてみた。すると、やっぱりもう終わったとのこと。
「何人?」と聞いてくれたので「二人」と言うと、二人分なら残ってるので良いよって言ってくれた、ラッキー(*^^)v
釜揚げをいただいた。けど・・・・腰が自慢のはずのおうどんを持ち上げただけでぷつんと切れる(T_T) ゆですぎ?
でも、プロなのに・・・・しかもつけ汁の味がいまいち(T_T)
かなりガックリ・・・・まあ安いけど300円ほど

気を取り直して次の店へ。
↓のお店は高松市内の、セシールの本社のすぐ近くにある
「うどんバカ一代」と言うお店。
ここのおうどんはすごくおいしかった。腰もあったししっかりしてた。
でも、やっぱりつけ汁がいまいちしょうゆ辛い。
だしがきいてない(T_T)
やっぱり大阪の人間はどこへ行ってもおいしいと思うものになかなか出合えないかも(^_^;)
でも、おうどん自体は自分のところで作っていて、こうして寝かせてありました。お持ち帰り用があったので早速買ってしまった(^_^;)

いくら好きでもそんなに食べられるわけやないなぁ・・・もう1軒行きたいと思って探したけれど、どうしても見つからなくて断念(T_T)
ホテルにチェックインしてから、ぶらりと高松市内を歩いてみることにした。
ホテルに来るまでとか、ホテルにもなにやら鬼のイラストがいっぱい貼ってある。
良く見ると「鬼が島」って書いてある・・・・鬼が島といえば桃太郎?
で、置いてあるチラシを見ると、まさしく桃太郎と鬼が島がある。で、ホテルの部屋から見ると高松のすぐ前に島がある。
前にも来た事があるけど、その時は島があるなんて気付かなかった(+_+)
それが鬼が島らしい。正式には「女木島」(めぎしま)と言うらしい。後もう一つ向こうに「男木島」(おぎしま)と言うのがあって、
そこは古い映画の「喜びも悲しみも幾年つき」の舞台になった灯台がある島だって・・・それは行かねばなりません。
じゃあ、明日朝早い舟で両方の島に行ってみようってことにして、夕方から市内へ繰り出した。

高松の目抜き通りはかなり綺麗な商店街があり、田舎にしては(失礼)ブランドショップがいっぱい並んでた。
金比羅山に行く琴電のかわいらしい駅もあった。

高松港の看板 マンホールのふたは屋島の合戦の図
琴電 高松市出身の菊池寛 流石に道路に名前が・・・
夜は郷土料理のお店で夕食を食べた。地元で取れるものしか使ってないと言う、ちょっとうさん臭い感じの年配のご夫婦がやってるお店に入った。値段の割りに味はいまいち、量だけは多かった(T_T)
2010年1月11日(月)成人の日

次の日は早起きして早速港に行って島に渡ることにした。早く行かないと両方の島を回るのがちょっと無理っぽかったから。
まず、遠いほうの「男木島」へ行って、帰りに「女木島」を回って帰るると言うコース。遠い男木島へも30分ほどで到着。
フェリーだけど、観光客の車はどうも乗れないような感じなので、港の近くの市営駐車場に車を入れて歩いてフェリーに。

高松港から見た 手前が女木島 向こうが男木島 島を行き来しているフェリー
男木島灯台
灯台といえば高いところにあるに決まっていると思っていたのに、ここの灯台は海のすぐ横
台風のときなんかは大変やろうと思う。そういえば映画でも嵐の場面があったけどすごかったなぁ。
かわいらしい灯台です。記念館も横にあって、撮影時の写真や、映画の予告編も流していました。
と言うより、自分でビデオのスイッチを入れて見るんですが。
灯台好きの私としては意外な所で灯台に行けてラッキー(^◇^)
男木島には水仙郷があって、そこへ行くには滅茶苦茶急な坂を延々と登っていかないと行けないのです。灯台は海辺りなのに、滅茶苦茶高いところに水仙郷がありましたが、まだちょっと早くて咲いていませんでした。
でも、途中の山の上から見る瀬戸内海はすごくきれいです。

ちょっともやがかかっていて、そんなに遠くまでは見えないけれど、
たぶん晴れた日にはもっと沢山の島々が見えるのでしょうね。

←は島から見た、高松とその向こうは屋島です。

男木島には小学校と中学校があるようですが、今年の春に卒業する子で、
小学校はしばらく休校になるとお年寄りが言っていました。
島中の人が親戚のような島だけど、やっぱり島は不便だと言っていました。
いくら近くても天候によっては船も行かないもんなぁ・・・(+_+)
女木島の港の防波堤には鬼の像が・・・ 港を見張っているのでしょうか(^◇^)
    
大きな鬼の像の下にはこんな可愛い鬼が四方に座っていました(^◇^)
島中の道しるべは全てこの鬼さん ちゃんと指差して教えています。 鬼の館(資料館) たいしたものはありません(+_+)
浜辺になぜかモアイ像がありました。
チリ沖のイースター島にある「本家」 と同じように凝灰岩でできている。 
高さ3・9メートル、重さ10・8トン。

イースター島でモアイ像が倒れたのを知り、クレーン会社のタダノ(高松市) がモアイ像を起こして元に戻すためのクレーンなどを寄贈した。 女木島の1体は、モアイ像をうまくつり上げることができるかを試験するために作られたという。

どの方向がイースター島なのかを示した地図

鬼の大洞窟・・・・中は人工的に作られたものだそうです。
でもかなり広いです。
このようないかにも子供だましっぽい鬼がウジョウジョ置いてありました(+_+)
とらわれたお姫様もいましたよ(^_^;)

伝説を説明してくれるおじさんがいて、私たちしかいなかったので丁寧に説明してくれました。
なんでも、岡山の桃太郎はお兄さんで、この島に鬼退治に来たのは弟なのだそうです。
桃太郎に弟がいたなんて知らんかった(笑)
しかも、高松市内には、桃太郎伝説にまつわる神社や、鬼のお墓、
おじいさん、おばあさん、さる、犬、きじ、桃太郎のお墓もあるとの事。
親切に地図までくれました。

なので、帰りに寄ってみることにしましたが、それにしても
かなり子供だましっぽくてなんとも・・・・・(+_+)
また、船で高松に戻ってまたおうどんに再挑戦。2軒回ったところで、もう食べられなくなりました。
そんなに食べられるもんじゃないわ(^_^;) どこのお店もセルフサービスで、愛想がなくて、お店が余りきれいじゃない(+_+)
でも安い!
で、早速桃太郎神社目指してGO!!

桃太郎神社
ここは地図を貰ったけれど、滅茶苦茶分かりにくくて、しかも標識は全くなし。
同じ道を行ったり来たりして探すこと20分以上、ようやくわき道に入るところに、小さな小さな木に「桃太郎神社→」と言う看板を発見(^。^;)ホッ
おじいさん、おばあさん、桃太郎、さる、犬、きじの墓 (^_^;)・・・・ほんまかいな!
鬼のお墓
かなりあほらしいと思いつつも面白いのであちこち回ってきたけれど、
最後の最後に究極のところが・・・・
おばあさんが桃を拾ったとされる所です。
ここでおばあさんが洗濯をしていたら、桃が流れてきたのだそうです(笑)
誰か見てたんかい?・・・・と突っ込んではいけません(笑)

上の桃太郎神社の裏の方にはおじいさんが柴刈をした柴山と言うのがありました。

まだまだ他にも桃太郎にちなんだ所がいっぱいあったのだけれど、とても回ってられないので、洗濯場で終了(^◇^)

ここはかなり分かりにくそうだったので、地元の駐在所で聞きました。
そしたら、滅茶苦茶親切に教えてくれて迷うくことなく行けました(^◇^)

うどん食いドライブのつもりがすかっり趣旨が変わってしまって、桃太郎伝説の旅(?)になってしまった。
桃太郎といえば岡山、と言うのは違っていることが解ったけど、それがどうしたって話ですけどね(^_^;)
でも、面白かった。私は灯台が一番よかったんだけどね。
でもおうどんもいっぱい食べました、娘いわくは「しばらくおうどんは要らん」そうです_(^^;)ツ アハハ

帰りは大鳴門橋を渡り、明石海峡大橋を渡って帰ってきました。楽しいドライブでした(^◇^)
大好きな明石海峡大橋はゆっくり出来なくて素通り・・・・(T_T) やっぱりこの橋はいい!!いつ見てもきれいで壮大(^◇^)