2009年7月10日(金)   ラスベガス4日目 デス・バレーへ

いよいよ今回の旅行の最大のイベント、デスバレーのツアーの日です。去年計画倒れになってしまったので、今回は行く気満々で楽しみにしていたのです。グランドキャニオン国立公園はコロラド州にあって、一番近いラスベガスからでも450キロも離れています。ラスベガスがあるのはネバダ州、今回行くデスバレーは一部ネバダ州にかかってはいるものの、ほとんどはカリフォルニア州にある国立公園です。グランドキャニオンほど遠くないので、7時50分ホテルピックアップで4時半帰着予定です。
でも、楽しみだったので子供みたいに5時に目が覚めてしまいました。
今日の朝食はどこにしようか・・・・結局またしてもスタバ(^_^;) いつもの美味しいパンとコーヒー。このパンが大きい上にすごく美味しいのです。日本ではどこのスタバを覗いても置いてないのです(+_+)
今日は気温が高いところへ行くので、長袖を着て、帽子もしっかりかぶって、足元はスニーカーと完全武装で出かける用意。
この日のツアーのお客さんは私たちと、後千葉から来たと言う年配のご夫婦の4人。
ガイドさんは勿論日本人。マツダの車でした。
かなり気温が高いのが予想される上に、湿度が低いのでお水をたっぷり持っていくように言われて、1リットルのボトルを持って行ったのですが、結局途中でもう1本買って2本持っていきました。

相変わらず、ラスベガスを出ると周りは何もない所をひたすら高速道路を走ります。
グランドキャニオンに行ったときも気づいたんですが、アメリカのトラックって、全部前がボンネットバスみたいに出てるんですよ。日本のトラックって前がまっすぐって言うかぺちゃんこですよね。それを見慣れているので、前の出たトラックってなんだか古いように思えてしまいました。結局1台も前が平らなトラックを見ませんでした。どう違うのかなぁ・・・・\(?。?")ハテ?。

どこへ行くにもラスベガスは盆地になっているので、ネバダ山脈を越えないといけません。とにかく何もないところをひたすら走ります。
途中で立ち寄った小さな町。ここでガソリン補給をして、お水を買いました。ここも西部劇に出てきそうな可愛い町です。
2時間ほど走っていよいよデス・バレー国立公園の入口に到着です。
こじんまりしたツアーなので、ポイントポイントで止まって記念撮影。
ガイドさんもしっかり写真を撮ってくれるので、こう言うツアーって良いです。
それにしても暑い!!気温は38度くらい。ちょっと雲が多目だったのと、風があったので、涼しく感じます。
この国立公園の大きさは、日本では長野県と同じ大きさがあるんだそうです、広っ!!
でも、一面緑も何もなく、ひたすら白い砂と禿山ばかりです。
こんな殺風景な景色が続いていて、途中でガイドさんが車を止めて、後ろを見てみてくださいと言われて見たら、この道!!すごすぎ!!
デスバレーの中心、バッドウォーターと言うところです。
ここは海抜−85.5メートル、西半球で一番低い所です。
白く見えるのはすべて塩の結晶です。
その昔、ここは海底だったとか・・・・(;°°)ウッ!ほんまかいな(+_+)
とりあえず、暑いです、ひたすら太陽がカーーーッと照り付けて
暑い!!
この地方の降雨量は年に50ミリ程度だとか・・・・(;°°)ウッ!
日本の1回に振る雨の量にも満たないです。
今までの最高気温は53度だとか(>_<)
しかも7月が1年で一番暑いんだって。
でも、私たちはあえてその暑さを体験したくて、この時期を選んだので、
本当は最高気温を記録して欲しかったのに、この日は少し雲が多かったので、46.3度でした、残念。
私たちより1週間前に行った時は53度を記録したらしい。
しかもこの3日ほど後に行った時は49度だったとか。
一体何を楽しみにしてるんだか・・・・(*^.^*)エヘッ
でも、せっかく暑い記録を持つところへ行くんだから、暑い方がね。
やっぱり暑いので、来ている人はパラパラ・・・・そんな物好きは少ないって?
←sea levelと書いているところが海抜0メートルです。


たま〜に、雨が降るそうで、その水が少し残っていました。
でも、塩分濃度は死海より濃いそうです、辛っ!!
白いのはすべて塩、食べてみたけれど、意外とまろやかな辛さでした。
これをステーキにつけて食べたら美味しいかも?(^_^;)
アーティストパレットといわれる所です。土に含まれる成分で色が色々に変化してまるで絵描きさんのパレットのようだと表現されてるとか。緑、赤、ブルーなど写真より見た目はもっと色鮮やかだったのに・・・・(+_+)
お昼ご飯に立ち寄ったオアシス。
一面殺風景な土ばかりのところに、突如緑がいっぱい。
本当にオアシスや〜〜って思いましたね。
川が流れていて、かわいいホテルもあり、別世界です。
ここでも売っているお土産はインディアンの人たちが作ったものが中心です。
さっきいたのは海抜マイナス85.5メートルの所。
そこから一気に1000メートルくらい上った所です。
デスバレーを一望できるダンテスビュー
下にいたときよりは少しは涼しく感じたけど、でも40度近くありました。

周りの山々は3000メートル級の山だそうですが、そんなに高いようには見えない。
私たちが通ってきた道路が線の様に見えます。後はひたすら白い塩の原っぱ。この広大なさっぷうけさが妙に気に入ってしまいました。
日本では多分見ることの出来ない景色だと思います。グランドキャニオンもそうだけど、「これぞアメリカ!!」って言う景色が好きです。
オマケ(^◇^)

ちょっと面白いので撮ってみました。
前に行った時もアメリカのナンバープレートって面白いと思ったのですが、
州によってい色々です。ネバダ州のナンバープレートは上にネバダ山脈が描かれているんです。可愛いでしょ。
ちなみに、アイダホ州はナンバーの下に「POTATO」って書いてあるんですよ。全州のを見てみたいなぁ・・・と思い調べてみました。
興味ある人はどうぞ→http://home.h07.itscom.net/antelope/

やっぱり行ってよかったと思ったデスバレー。持って行った2リットルのお水はすっかり飲み干しましたが、汗は一滴もかかず、意外と爽やか。湿度の高さがいかに過ごしずらいかって分かったような気がします。外国から来た人が、日本の梅雨に体調を崩すのも頷けます。
余りの暑さにどうなるかとちょっと心配だったけど、これまたなんでもなくて、本当にすごい!!としか表現できない絶景でした。見渡す限り何もない景色、本当に何と表現して良いのか、ここでも人の小ささを実感しました。アメリカ人のあのおおらかさ?いい加減さ?はこう言うところからくるのでしょうか。
本当に筆舌に尽くしがたい絶景にただただ絶句。とても良い一日でした。
またひたすらまっすぐな道を走って4時半ホテル着。グランドキャニオンほど疲れなかった(^◇^)
この絶景は一生忘れることはないと思います。