コンサート言いたい放題

去年は書かなかったので、今年は復活
わがまま放題の独断と偏見の私の感想です
突っ込み厳禁でございます(笑)
パソコンの前での突っ込みもご遠慮いただきます(笑)



Friend Concert No.71   2012年7月20日(金)   大阪メルパルクホール
50周年の今年は春のふれこんからずっと自分の持ち歌で、しかもめったに歌わない歌と言うコンセプトで行われています。
後は風アダルトを残すのみになりましたが、今回は待ちに待った「White」からの選曲+とっても珍しい舟木さんの自作曲。
オープン前にプレゼントを取りに出てこられたのは、いつものようにジーンズに白にブルーの花柄の長袖シャツ。シャツの袖を少しめくり上げて・・・・私、個人的にあの袖をめくり上げている腕を見るとぞぞっとするのです・・・・・と個人的なことはどうでもええってか(>_<) 綿のようなレーヨンが入ったようなちょっとテロテロした生地のシャツでした。とにかくプレゼント多すぎです。特にお昼の部のプレゼントの数は半端じゃなかったです(+_+) コンサート前に疲れてしまいそうです。
オープニングのメロディーの後幕が上がると真っ白い綿のスーツに多分ダークグレーか黒のVネックのTシャツ。履き心地の良さそうなオシャレな靴。ちょっとパンツの丈が長すぎるのでは・・・・と気になりましたが。とにかくメロディーも忘れてしまって、自分で作ったのにもう1回楽譜を見直したといわれた曲も数曲。私は初めて聞きました。♪風の別れ唄 ♪夢しぐれ ♪ぬくもりはぐれ人 ♪逢えてよかった この曲は本当に全く初めてかもしれません。舟木さんは演歌っぽいといわれた曲もあったけど、バンドの皆さんのアレンジのせいか、とても演歌には聞こえませんでした。ちょっと昭和の雰囲気のする歌謡曲って感じのもありました。どれも歌詞が良いなぁ・・・・としっかり聞き入ってしまいました。
途中のお話で、50周年のパーティーで、里見さんがポロリと話された来年6月の演舞場公演のお話がありました。あれは本当はまだ内緒のお話だったようです。舟木さんとしては、キャスト他もっと具体的に決まってから発表するつもりだったようです。きっと里見さんも楽しみにされているからでしょうね。伊井直弼を里見さん、長野主膳に舟木さんと決まったそうです。舟木一夫特別公演に里見さんが出てくださるのはとっても嬉しいともおっしゃっていました。後、ずっと昔に中日劇場に舟木さんが出ていて、御園座に里見さんが出ていらして、楽屋に里見さんが来られて「舟木さんはいいなぁ・・」と言われたのだそうです。何が良いのかと思ったら「お客さんがいっぱい何だもん」って言われたんですって。大先輩なのに、後輩の楽屋に来てそんなことを言われるなんて、本当に気さくで気取らない方なんですね。ビックリです。きっと舟木さんのことも好きなんだなぁ・・と思うと、6月公演が益々楽しみになってきました。それから秋吉久美子さんのことも、素でぶっ飛んだ人だから、どんなカメさんになるか楽しみだともおっしゃっていました。
今回のふれこんは全曲3コーラス歌いたいので、曲数が減りますと言うことで17曲。少なくてもやっぱり舟木さんの書かれた歌詞は全部聞いたほうが良いに決まっています。ちゃんとストーリーがあるんですものね。そうそう、珍しく歌う前に曲目を言われていましたよ。ホワイトからの曲は言われませんでしたが・・・。
音源化されていない曲も、今回はDVDになるんだから、それはそれでいいと思うともおっしゃっていたので、まあCDではないけれど、音源化されると言うことで良かった良かった。大阪のお昼の部はいつも著い、リハーサル気味なときが多いけれど、今年に入ってからはとっても気合が入っていると言うか、すごく伸びやかな声で、本番さながらです・・・・って本番なんですよ、ハイ(^・^) 勿論夜はさらにいいお声だったことは言うまでもありません。50周年のこの企画、来年も続けて欲しいと思います。来年は後援会発足50周年、だからこのまま珍しい曲のオンパレードでお願いしたいと思います。あるいは、その人は昔を全編とまで行かなくてもピックアップでいいからやって欲しいです。ゴールにどんどん近くなってきた舟木さん、でも、まだまだ聞きたい曲がいっぱいあります。どうぞ1日でも長く続けていただきたい、せめて後援会のコンサートだけでもって思います。



芸能生活50周年記念コンサート 〜ありがとうそして明日へ〜   2012年3月8日(木)東京フォーラムホールA
待ちに待った東京フォーラムのコンサート。収容人員5000人の大ホール。聞いたときは満席になるのかと言う心配、でもそんなことは大きなお世話とばかり超満員の満席でした。舞台から見たらさぞ圧巻だったことと思います。1階から2階の様子は全く見えませんでした。ロビーには関係者からのお花が飾られ、1ヶ月公演の衣装が展示してあったり、デビューからのレコードジャケットを展示してあったりと、50周年、半世紀にわたる芸能生活の節目と言った感じがします。広いロビーもグッズを買う人の行列で満員です。
まずこのホールには幕がないので、バンドメンバーは5分前のベルが鳴ったらそれぞれスタンバイ、そして一旦照明が暗くなり、学園広場のメロディーとコーラスが始まり少しして中央階段の奥から舟木さんのシルエット。照明が当たり、まず深々と三方にむいてお辞儀をされました。この時点で舟木さんも通常コンサートとはちょっと違う感じかなぁ・・・って思うと同時に、こちらも胸がジ〜ン(;_;)ウルウル 黒いタキシード、胸には黄色い薔薇、すっきりとすご〜く素敵です。ちょっと緊張したお顔にも見えました。やっぱり5000人を前にするとさすがの舟木さんも緊張されてるのかと思いましたが・・・どうでしょう。そしてウルウルしていると、いきなりすごい音とともに「さ/す/ら/い」のイントロ(;°°)ウッ! まさかまさかの曲です。いきなりボディーにパンチをくらった感じの幕開け。そして挨拶のあとお馴染みのナンバーを5曲。センチメンタルボーイ久しぶりです。 すごく良いお声、そして舞台両サイドにある大きな大きな画面に舟木さんが大アップで映っています。会場の両側と中央にテレビカメラが入っていたので、取材かと思ったら、この画面に写すためのカメラでした。すごく良いお顔をしてらっしゃいました。って言うか、私は生の舟木さんのお顔は見れないけれど、画面の舟木さんなら時々は見れます(笑) 惚れ惚れするくらい良い男です!! そして今回は主にデビューしてから10年くらいまでの歌に絞って構成しましたとのことです。その後は今回は思いきってメドレーを10曲つなぎましたと言うことで、懐かしい曲、久しぶりの曲を10曲。水色の人、山のかなたに、青春の鐘久しぶりです。聞いているだけで胸いっぱいになってきます。いつも舟木さんの言う、一瞬にしてあの頃に戻るんですよね。私にもあったあの青春の頃です(笑)
そしてその後はお客様の平均年齢はって話になり、拍手で正直に申告をと言う事で、拍手。まじめな話し、正直に拍手して欲しかったなぁ・・・って思います。ほんとに平均年齢知りたいもん。でも、舟木さんは自分より5歳くらい下の人が一番多いのではって思ってはるようです。私も勿論その辺に位置していますので、平均的なファン層になるんですね(^_^;)
次はその人は昔、これはまず波の音が入り、そのあとテーマへと入って行きます。レーザー光線が1階奥の天井にあたってとってもきれいだし、大画面を見ると舟木さんの後ろで水色のレーザー光線がまるで波打つ海のように見えて、すごくきれいでした。次はスタンディング、上着を脱いで、ベスト姿で2曲。途中ボールを打つときには蝶ネクタイをはずして、胸のボタンもはずして胸を下の方まで開けてファンサービス(?)タキシードのシャツのボタンって、普通のボタンではなくて、ピンバッジかカフスボタンみたいになってるようではずすのに手間取ってはりました。普通のボタンだと思ってたので初めて知りました(知ってどうする)
スタンディングが終わるとジャケットをレンガ色に着替えられました。
今日は前列右端のほうに松島あきらさんが見えていました、そのせいとは思わないけど、舟木さんにとって青春真っ只中の曲と言えば、高校三年生ではなくてこの曲ですといって「湖愁」を。そのあと叙情歌のコーナーでは映画になった叙情歌を3曲と言われたのでまさかまさかと思っていたら、聞けました「残雪」私はこの歌が他の2曲より大好きです。今日の「残雪」はひときは良かった。声ものびのびと爽やかで本当に良い曲です。映画のシーンが浮かんできました。
そういえば、今回はプレゼントを最初のほうに大急ぎですべてもらってしまわれたんだけど、これは誰かが知らせたのか、後から渡す人がいませんでした。なので、中盤以降は落ち着いて聞くことが出来て良かった。勿論半端じゃない数だったので、何回も何回も袖に運ばれましたが(+_+)50周年を機にプレゼントはロビー預かりにすれば良いのに。1日でも長く歌っていただくためにね。
後半はピアノ伴奏だけで「ありがとうもさようならも」をワンフレーズ歌ってから学園ソングへ。この導入がなんとも心憎い演出です。ありがとうもさようならもの歌詞ですでにウルウルしているところへ修学旅行では胸キュンです。そこへ追い討ちをかけるように高校三年生で会場にマイクを向けられ、大合唱。もうすっかり胸いっぱいで涙もんでした。本当に心憎い演出をする人です。私たちがどこでどう感じるかって分かっているのでしょうかね(^_^;)
そして合唱が終わって舟木さんの高校三年生に入るそのとき、舞台両袖の筒から思いっきりポーンッ!!と音がして銀色のテープが飛び出し、会場に降りそそぎました。40周年もあったので今回もあると思っていたらやっぱり。でも今回はテープに「Funaki Kazuo 50th Anniversary Concert Mar.08.2012」と黒字で印刷してありました。かなり力入ってるやん!!て感じ。しっかりいただいてきました。このときにはカラフルな照明で「FK」の文字が映し出されていました。照明もレーザー光線がそれはそれはきれいで、後ろの天井に映るのを見ないといけないし、大画面も見ないといけないし、舞台も見ないといけないし・・・・大忙しです。そしてもう一つビックリしたのは会場の手拍子が、後ろのほうは遅れて聞こえるのです。会場が広いってことですよね、ビックリ。甲子園球場ならずれて聞こえるのは分かるけど、そんなに広いんですよね東京フォーラムは(;°°)ウッ! すごい!!広さを実感です。
そしていよいよエンディング、「君へ心こめて」この歌詞にも舟木さんの思いがいっぱい詰まっています。さすらいもそうだけど、やっぱり舟木さんの歌詞は良いですねぇ。しみじみ心に響きます。幕がないので、歌い終わると階段の向こうに降りていかれるんだけど、アンコールの拍手で又出てこられたのは良いけど、照明が当たらず舟木さんが明かりはどこ?って言うまで真っ暗(+_+)罰金もんだぞって言われていました。そして今度はシルバーのちょっと光沢のあるジャケット、光物は似合わないと私は勝手に思っているんだけど、このジャケットはすごくお似合いでした。「明日咲くつぼみに」覚えやすいメロディーだけど、何となくお別れの歌のような気がしてちょっと寂しくなったりもします。歌詞を間違えられたような気がしますが、途中でも自分は歌詞は良く間違えると言う話をされていました。画面に字幕の出る歌番組は困るんだって言うお話もね。で又終わったら階段の向こうへ下りていかれて終りかと思っていたら、今度は照明がついて舟木さんが舞台にいるではないですか。ここには幕がないので何となく決まりがつかないといって、もう1曲アンコール。確かにせっかく盛り上がったコンサートが「明日咲くつぼみに」で終わるのってちょっと寂しいかもと思っていたら「Good-Bye Song」又テンションが上がってしまった。この歌も舟木さんが最後になったときには歌われるであろうと思うと少々寂しくもありますが、でもとってもいい歌です。舟木さんのメッセージが伝わってきます。
途中のお話でも50年はあっと言う間ではあっても良い事も悪いこともいっぱいあったといわれました。そして後悔することばかりだと。それは私も同じだわって思いました(+_+) みんなそれぞれに人生山あり谷あり、でもこうしてこんなに幸せな空間にいれるのはやっぱり幸せなんだなぁ・・・・と改めて思いましたね。舟木さんも今思うことは歌い手になってよかったことだっていわれました。良くぞ歌い手になってくださいましたって言いたいです。数々の感動したコンサートはあったけれど、これほど感動したコンサートはなかったのではないかと思うほど、素晴しいコンサートでした。舞台に立っている舟木さんにも色々あり、そして時は流れ、客席にいる私たちも同じではないそれぞれの時が流れ、でもこうして今同じ時間を過ごしている・・・縁と言うのでしょうか。本当に本当に舟木さん感動をありがとう!!2012年3月8日東京フォーラムのコンサートは私の生涯で、忘れることの出来ないコンサートになること間違いなしです。
ラスト曲を歌い終わると舟木さんは又階段の向こうへ降りていかれ、舞台下手に見えなくなるまで手を高く振りながら入って行かれました。しばし席を立つことができないくらいの感動を残して・・・・・



舟木一夫コンサート2012 in 大阪新歌舞伎座   2012年2月25日(土) 26日(日)
いよいよ50周年のコンサートが始まりました。まず大阪新歌舞伎座のシアターコンサートです。2日間で4公演、すべて満員御礼の垂れ幕がでていました。しかも当日券あり・・・と窓口に書いてあるので、本当に席が在るのかと思ったら、3階の一番後ろでの立見席です。本当に満員御礼です。ちなみにお友達が買った当日券(立見席券)ですが、パソコンで作った物丸出しで、もうちょっとちゃんと作ってよって言いたい代物。しかも3000円で、3階席と同じお値段。パイプいすでもあるならともかく、本当に立ってみるんだからせめて少し安くしたらって思います。新歌舞伎座さん、ちょっとあくどいんでは?
そんなことよりコンサートですが、今年は照明にレーザー光線が使われています。何年か前にもありましたが、とってもきれいです。色とりどりで上から見るとオーガンジーの布を張り巡らせたようで、とってもほんわかしてきれいです。
2部構成で、一部の衣装は、淡いサンドベージュのスリーピースに、黒いシャツにネクタイ。普通のネクタイも久しぶりかも?ネクタイは白地にモノトーンの柄のものでした。靴は茶色。曲は久しぶりに聞く曲が何曲か入っていました。初日のほうで、お腹が出てきて、しかも引力のせいで下がってきたとかおっしゃっていたそうですが、とてもそんな風には見えませんでした。スリムでお元気そうでした。1部はプレゼントは全く受け取らず、ゆっくりと歌を聞くことが出来ました。「楡の雨」「銀色の恋」随分聞いていないなぁ・・・・。50周年は意識していないと言いつつもやっぱり意識せざるを得ない状況なら、皆さんと歩いてきた旅を振り返りながらのコンサートにしたいと言うようなお話です。そして普段出て来れない歌もって言うことでしたので期待したけど、期待したほど久しぶりの歌は少なかったような気がします。やっぱりふれこん、ラブコンでないと無理なのかもね。
2部ではがらりと変わって、黒のベスト、パンツ、シャツにミントグリーンのような淡い色のジャケット。シャツは胸を開けてゴールドのコインのようなペンダント、こちらもスリムで良い感じ。淡い色がよくお似合いだと思いました。
2部はお馴染みの曲が大半です。さらに、プレゼントの量が半端じゃなくいんです。お昼の部で、最近はプレゼントを戴くのに行ったり来たりすると息が切れるとか、昔のように重いものを持つと手がしんどいとか、そう言うことをおっしゃっていました。途中から叙情歌になるので、それ以降は受け取らないと言うことだったようなので、余計に受け取る時間を考えて、大忙しの感じ、お気の毒にさえ思いました。だからお昼の部でプレゼントのお話をされたのではって思いました。そろそろプレゼントはロビー預かりにしてはどうでしょう。ゆっくり歌に専念していただきたいですねぇ。だからかどうか分かりませんが、お昼の部では、「まだ見ぬ君を恋うる歌」の途中で歌詞が飛んでしまってしばし間があいて、適当に作詞されました(笑) まあ、こういうのは生ならではの良いところでもありますが・・・・。途中ジェケットを脱いで「銭形平次」でスタンディング、そしてサインボール飛ばし。3階席、2階席に飛んでいきました。新歌舞伎座は奥行きがないから充分届くようです。勿論私はかすりもせず、今年もボールとは無縁のようです(/_;) 勿論ボールには「50th」の文字入りのようです。
その後は黒に小さな小さな白いドットが入ったちょっと光沢のあるジャケットにお召し替え。双眼鏡で見てみると生地はシルクのようなそんな光沢でした。着物の大島紬のようなそんな感じの生地でしたね。そんなにピカピカしたものではないけど、やっぱり舟木さんは光物は似合わないと私は勝手に思っています(+_+) 北国の街が去年新アレンジだったのに、又もとのアレンジに戻っていました。今年はどっぷり思い出に浸るということでかどうか、高原のお嬢さんもアップテンポのほうでいつものアレンジ、哀愁の夜も絶唱も、すべてオーソドックスなアレンジのものでした。それならいっそ、発売時のアレンジで聞きたいなぁ・・・・特に、北国の街、高原のお嬢さん、そんな思いもしました。特に高原のお嬢さんのトランペットのイントロ大好きです。北国の街の、途中で少しテンポがゆっくりになるところも好きなのになぁ・・・・と贅沢を言えばきりがないですが(^_^;) アンコールは珍しく着替えなしで「明日咲くつぼみに」でした。この曲、メロディーが単調なので、1回聞くとそのあと何日か気がつくと口ずさんでる状態が続きます(笑)
ずっとずっと楽しみにしていたコンサートも、舟木さんの心地良い声とメロディーで、ボヤ〜としているうちに終わってしまいました。当然ながら、大盛況で本当に良かったです(^◇^)



芸能生活50周年舟木一夫特別公演 「銭形平次 〜春を呼ぶ絆〜」 2012年1月3日(月)〜26日(水) 中日劇場
始まりました50周年記念公演第一弾。おなじみ銭形平次ですが、新作の「春を呼ぶ絆」 今年ははり込んで名古屋なのに1泊で楽日前日と楽日を拝見してきました。楽日前日は1列目のど真ん中で、恥ずかしくて余り舞台は見れない状態(>_<)中日劇場は舞台と1列目が近い(>_<) こっそり撮った写真です、席から緞帳がこんなに近く見えました(T_T)そんなことより舞台です・・・・・(^_^;)
まず平次親分はいつもどおり颯爽と・・・、8月の新歌舞伎座が余りにお元気なさげだったので、今回はとても心配でしたが、いつもどおりはつらつと演じておられました。さらには、顔なじみの座組の方ばかりで安心して見れるって所もありました。小島秀哉さん、櫻木さん、やっぱり安心して見られます。さらにはお久しぶりの林与一さんもご一緒で、和やかな感じです。といっても林さんは悪役ですが(+_+) まあ、話の内容は単純で、分かりやすく、時間も少々短めで退屈せず最後まで見れたかなぁ・・・って。「蛍火の女」のように話が暗くも無いし、しっとりもしてなくて、お正月には良い内容だったと思います。でも、確実に舟木さんの体力が落ちてるなぁ・・・と思ったのは立ち回り。やっぱり迫力がありません。鉄の十手は重いからと舟木さんはおっしゃいますが、そう言う小道具にこだわるのか、お客さんが見て迫力ある立ち回りをすることにこだわるのか・・・・。ぞうりにしても新歌舞伎座の時に途中で脱げて足元が危うい時がありました。あれもぞうりの鼻緒の位置にこだわった挙句の出来事。そう言う事にこだわるのか、お客さんが見て安心できる立ち回りをするのか・・・・。そろそろ考えどころではないかと思ったりもします。今回の平次親分は年男と言う設定で、36歳だそうです。いくらなんでも・・・とご本人もおっしゃっていましたが、確かに無理があるような・・・・。見た目は決してダメと言うのではなくて、やはり立ち回りにはそれを感じます。座組みの皆さんの平均年齢もかなり高くなってきたのも事実ですものね。ご本にも体力的にそろそろかなぁ・・・とおっしゃっていました。あと何回1ヶ月公演を拝見できるのでしょうかね。そうそう最後の最後に「厄払いのおはらいをしていただきましょう?」と言うところをいきなり「お支払いの・・・」と言って「間違っちゃったって(+_+) その後言い直しはなしでした。(+_+)最後の最後におおトチリですよね(笑)。最後なのでホッとして気が緩んだのでしょう(^・^)
私は1列目だったので稀世さんから手ぬぐいを投げていただきました。舟木さんのが良かったけど、舟木さんは遠くへ飛ばすのに一生懸命で・・・(+_+) でも贅沢は言えません、今年は春から縁起が良いわい!(^・^)
楽日はいつもどおり終始お遊びの連続で、これは別物です。無礼講で皆さん楽しそうに演じておられたり、舟木さんのお遊びの餌食になった気の毒な役者さんがいたりと、それは楽しい舞台です。もうこう言うことをされる役者さんもいなくなってきたのでしょうね。他の方の舞台を見ると、手ぬぐいをまくこともしないんですものね。舟木さんの舞台しか見てないと、当たり前のように思っていることも、当たり前でないことが多いのかもしれません。お客さんを大切にする舟木さんならではの心配りでしょう。
シアターコンサートは昼夜別構成ですが、私が見たのは夜の部。なので踊りはありませんでした。同じもの曲が大変ですが、オープニングの「よみがえる夜明け」は久しぶりに聞けてうれしかったです。黒のシャギーのようなちょっと毛足の長い光沢のある黒のジャケットのタキシード。パンツの横にはライン入り。いつも思うのは舟木さんって本当に光沢のあるジャケットが似合わない。私が勝手に思ってることですが、今まで見た中でもどんな色にしても光っているものでにあっていたものはないと思います。今回も黒なのににあってない(T_T) 途中で着替えられたブルーグレーのような色のジャケットはとってもお似合いでした(光ってなかった (笑)) 久しぶりに哀愁の夜の生口笛でした。歯の治療が完了したのでしょうか(ーー;)初めてなまで効いて新曲「明日咲くつぼみに」 爽やかで良い曲かもしれません。単純なメロディーの繰り返しなので聞いた後はずっと頭を回ります(+_+) 最初に聞いたときはやっぱり三波さんのための曲かなぁ・・・と思わせるメロディーラインで、三波さんのあの歌い方がダブってしまってなかなか舟木さんの曲だと思いにくかったけれど、何回か聞くうちにやっとなじんできたかなぁ・・・・と思います。今年1年聞いていたらきっとそれなりに馴染んでくるのでしょうね。
楽日のコンサートは前半は和もの。上品なエンジの髭紬にしろに黒い柄の博多帯。襦袢の襟は薄いグレーでぞうりの鼻緒も同じような色で素足でした。とっても良くお似合い。久しぶりに聞いて「葵の剣」「あゝ桜田門」良かった〜(^・^) 見れなかった舞踊も見れました。真木君がとっても踊りがお上手になっていました。三番叟、特に良かったですね。
そして着替えてこられた舟木さん、息を飲むほどきれいなレモンイエローのジャケット。とっても良くお似合いで素敵 ポッ (*^。^*) あんなに綺麗な色は見たことないって程綺麗な黄色でした。そして後半の曲が又久しぶりに聞く曲ばかりでため息が出てしまいました。しかも新アレンジのものが多くて、イントロでは何の曲だか分からなかった。今年はこういう風に普段出て来れない曲をいっぱい歌いたいとおっしゃっていたので、今年はこれからのコンサートがとっても楽しみです。「風信子だより」「レマンのほとり」超久しぶりですごく良かった(^◇^) これだから千秋楽ははずせません。とっても満足満足の2日間でした。
どうでも良いけど気になったこと・・・手ぬぐいに大きなコマーシャルが入っていました。今までそんなことは一度もなかったのに、これはどういうこと?小さく入れるならともかく大きいんだもん(>_<) 舟木さんの人気に目をつけたから?舟木さんも何も言わなかったのでしょうね・・・・何だかなぁ・・・・・ちょっとショック(>_<)



舟木一夫シアターコンサート2012 in 南座   2012年11月23日(金・祝) 24日(土) 京都南座
楽しみにしていた久しぶりの南座のコンサートです。まず入口を入りチケットを切られると、「舟木さんからです」と言って渡されるカード。とても高級感のある素敵なカードです。「50th Anniversary Kazuo Funaki」と金の飾り文字で書いてあって、中は「あなたとの旅路、五十年のありがとう」と書いたブルーのジャケットを着た舟木さんの写真。わお〜嬉しいです。確か前回南座はなくて、演舞場だけあったあのカードです。それとプログラム、これは前回もありました。チラシと同じ表紙です。裏には南座と入っているので、演舞場、中日劇場はまた印刷するんだなぁ・・・と。
まず、Part 1、予想通り着物姿で登場。久しぶりの和服です。白の高級そうな大島のアンサンブル。珍しく羽織をお召しでした。濃紺の帯、多分博多帯ではないと思われます。濃紺の襦袢のえり、黒の足袋に珍しく下駄でした。舟木さん曰くは普段着っぽいのが良かったのだそうです。だから選曲も和物の硬い感じのものではなくて、和物っぽい感じの曲。まだ見ぬ君を恋うる歌から始まって、あゝ荒城の月かなし・・・などしっとりした歌。そして、行った地方の曲を歌うのはちょっと照れくさいけれど、今回はそれを放っぽり投げて歌いますと言われて、私の聞きたかった「逢う瀬」「京の恋唄」、この2曲大好きです。でも、京都だけとおっしゃっていたので、演舞場、中日劇場は何に変わるのでしょうか。Part1ラストは恋人形。しょっぱなからのびのびとびっくりするくらい綺麗な声、すごいです。そしてゆったりした曲に心和みます。いい声だ〜と聞こ惚れてしまいました・・・いまさらですが・・・・(*´∀`)
25分の休憩を挟んでPart 2、今度はガラリと変わって、シャツもパンツもベストも黒、そしてワインレッドのジャケットに白いバラで登場。久しぶりにシャツのボタンが下の方まで開いていて、コインのペンダント。最近は襟だけ黒っていうジャケットが多かったように思いますが、今回は全てワインレッド。赤すぎずいい感じ(´▽`) よみがえる夜明けで始まりました。そういえば、北国の街と東京は恋する、この2曲はいつもセットなのに、今回は離れ離れに・・・・(;・∀・) 途中銭形平次でスタンディング、のはずが、舟木さんその次に歌う歌のお話を始めました。もうイントロが出ようかというくらい話が続いたところで、ギターのたっちゃんが何やら音を出しました。そしたら舟木さん振り向いて、曲を飛ばしそうになったのに気づいて、「黙ってりゃわからないのに・・・」とブツブツ言いながらジャケットを脱いで銭形平次を。またもやボールは遥か彼方へ〜〜〜。゚(゚´Д`゚)゚。 そのあと、またおしゃべりを初めて次の歌に行く前に着替えをしなくてはいけないのに・・・・と思っていたら気づいて、ジャケットを着ないで次の歌に行くところだった・・・とぼそぼそ。袖に行って今度はオフホワイトのような薄いベージュのようなジャケットにお召かえ。胸には赤いバラ。今回も襟は同じ色でした。スッキリとシンプルな色だと思いました。船頭小唄へ入っていくのに、延々そのお話をされましたが、舟木さん本当にこの歌好きなんだなぁ・・・って思いました。そのあとは50年前の歌を・・・と言って高校三年生。この歌はとにかくただ明るく元気に爽やかに歌うのがいいと。でも今の僕にはこれが一番難しいって( ´∀`) いえいえ充分爽やかで明るく元気です。他にこの歌を歌える人は50年経っても現れませんよ!!(゚∀゚ ) 日活が100周年で手形を取ったお話。でも、自分は日活の俳優出身ではなくて、歌手なんだけどなぁ・・・って、絶唱の順吉と小雪を演じた役者さんを上げて、三浦友和と、山口百恵は結婚した、いいなぁ・・・って。(このお話は夜の部だったかも・・) 夜の部では、夕月の乙女のあと、作家の内館牧子さんが、この歌が好きだという話から、お相撲の話になり、デビューした頃の横綱は・・・とどんどん話が広がっていきました。ちょっと懐かしいなぁ・・・と私も若乃花を思いだしました(゜∀。) ラスト哀愁の夜は、久しぶりに5番が聞けました。できれば、何年か前のあのミラーボールと満天の星のような照明の中で、またこの歌を聴きたいです。今回もレーザー光線が上から見ても、下から見ても超綺麗です。その中で歌う舟木さんがまた引き立ちます。照明の中川さんの力の入れ方が伺えました。アンコールでの着替えはなしでした。
とにかく素敵な歌声、ゆったりとした歌の数々、改めて、舟木さんって歌が上手いなぁ・・・良い声だなぁ・・・と聞き惚れてしまいました。何より、歌が好き、歌うのが楽しいっていうのが伝わって、こちらも楽しめます。
今回のコンサートでは、Part1ではプレゼントを受け取らない、Part2でも、学園ソングまでには全て受け取ってしまうと、舟木さんは決められたみたいで、Part2が始まったら、どんどんプレゼントを受け取る、台に乗せる・・・この作業をするのに一生懸命って感じで、気の毒になるくらい必死でプレゼントを受け取られていました。半ばハアハア言ってるのでは?って思うくらい。そのおかげで、プレゼントを受け取らない時間が長くて、ゆっくりと聞くことができました。この先どれくらい続けてくださるかわからないけど、1日でも長く歌い続けていただきたいと思うので、プレゼントはそろそろやめませんか!と言いたいです。そうそう、50周年が始まる前にスタッフが、来年の50周年には何色の学生服を着るんですか・・・と聞いたそうです。70歳になったら何か・・・と言いかけてやめられましたが、会場から拍手がヽ(´▽`)/ なにかまた考えられてるのかなぁ・・・洒落でね。まだまだお楽しみは続きそうで嬉しいです。昼夜のおしゃべりがごちゃごちゃ、でもまあ、1日通して考えて、そういうことをお話されたってことで・・・・(笑) とりとめのない感想でしたo(^▽^)o