コンサート言いたい放題

今年は1ヶ月公演がないのでちょっと寂しい。
でも、私はやっぱり歌っている舟木さんが一番好き。
コンサートを見ての私の勝手放題、言いたい放題の感想です。
突っ込み、クレームは受付いたしませんので、あしからず・・・(笑)


ふれんどコンサート No.67  2010年1月22日(金)  大阪メルパルクホール 
今年初めてのコンサートはふれこんから。
幕が上がる前に「♪男と女の間には〜〜〜」と舟木さんの歌声。ちょっと違った始まり方。幕が開いて歌の続き。「黒の舟唄」が終わってご挨拶。といつも通り。ダイエットされたと言う噂は聞いていたものの、そんなに滅茶苦茶細くなられたと言う感じはしなかったですね。私には余り変化はないように見えましたが・・・(^_^;)
衣装は黒いスーツに白いシャツとさりげなくて、いつものようにペンダント。きらりと光ってはいるものの、どのようなものかマイクに隠れて良く見えず(T_T) ご自分の持ち歌じゃないものばかりのふれこんでは、大阪の1回目はいつもメロディーがあやふやだったりする曲が何曲かあるので、それもまた楽しみな私なのです(どういう性格や!) でも、今回は1回目からかなり力が入ってると言うか、めちゃくちゃ良かった。メロディーもしっかりしていたし、歌詞間違いもなかったように思います。やったら出来るやん!!・・・どんだけ上から目線やねん(T_T) 歌詞を間違えない舟木さんもたまには良い?(笑) このコンサートが始まる前に舟友さんとマイケルジャクソンの「This is it」を見て、やっぱりプロはすごいと言う話をしていたのです。舟木さんも年末年始のお休みに映画をたくさん見られたと話されたので、ひょっとしてこの映画もご覧になったのか?歌詞間違いもご愛嬌と思っているものの、あの映画を見て、プロってこういうものなんだ・・・と思った。それで舟木さんのコンサートを考えてみたら、いくら肩の力を抜いたコンサートとはいえ力抜きすぎでは?と思ったりする。やっぱりプロってあのくらいすごいものだとすると、舟木さんはちょっとなぁ・・・なんて思っていたところでした。最近ちょっと冷めてる私です。でも、今回のふれこんは滅茶苦茶別な意味で力が入ってると言うか、すごいなぁ・・・プロだ!!と思えたのです。大阪の1回目でこんなに素晴しかったのは初めてかも?どの歌もみんな「舟木メロディー」でまるでオリジナルとは違う曲みたいになっていました。ところが、その分夜の方では歌詞がボロボロ・・・・・(T_T)やっぱり舟木さんらしいのもいいかな・・・・ってどないやねん!(^_^;) バンドメンバーの皆さんのアレンジ力には感心します。原曲の良さを生かしながらも、ちゃんと舟木メロディーになっています。長く歌っていない曲で、また聞きたい曲を募集して歌いますとのことだけど、人の曲より、ご自分の昔の良い曲をもう一度歌って欲しいのいなぁ・・・50周年での目玉にするならそっちが先でしょ、舟木さん!!それならいっぱいあるのになぁ・・・・。



シアターコンサート in 松竹座   2010年4月14日(水)〜18日(日)   大阪松竹座
松竹座に舟木さんは入られるのは初めて。新歌舞伎座がなくなったのでこちらになったのかも。新橋演舞場とちょっと似た感じの上品な劇場です。私も松竹座には初めて入りました。広いロビーもいい感じだし、客席の数も丁度良い。見やすい劇場です。
私が見たのは最終日、お昼は3階席から。最初の衣装は演舞場と同じ、グレーのベルベットになにやら良くわかりませんが花柄が織り込んであるような感じ。黒いパンツ、ベストとタキシード風になっています。いきなりの銭形平次ロックバージョン、思わずスタンディングしたくなる感じ。にぎやかに幕開け。相変わらずものすごい数の照明。ちょっと数えてみたら200以上もありました。お花を置く台がいつもより増えていました。1部はプレゼントは受け取らないと言う事になっているようで、ゆっくり聞けました。
久しぶりに聞く「今日限りのワルツ」 一体何の曲かと思わせるアレンジの「雨の中に消えて」これがとてもと快適なアレンジでめちゃくちゃ良かった。でも、歌うのは難しいと思います。後は1部最後の「夜霧の果てに」昔聞いたことがあるようなないような・・・・何十年ぶりに歌う曲だとか。これもアレンジが違っていてとてもいい感じになっていました。私個人的にはあのベルベットのジャケットは余りお似合いではないと思います。舟木さんにはああ言う光物は余りにあわないような・・・と勝手に思っています。
第2部は、着物で登場。ここのところずっとお気に入りの髭紬の薄いベージュ。今回は一重でした。襦袢の襟が茶色で地模様が入っていたようです。帯も茶色の縞の博多帯。同じ色の鼻緒のぞうりに素足。頭の先から足の先まで、舟木さんの衣装へのこだわりを感じます。それにしても着物の着こなしが良いです。最近の歌い手さんでこんなに上品にすっきり着物を着こなせる人はいないのではって思います。しかも後ろの背中から足元へのラインがたまりません(^_^;) 曲は同じみの和もの。威勢のいい曲が並んだ後、NHKの大河ドラマがらみの曲。里の花吹雪では、長谷川かずきちゃんと、真木君が踊りました。真木君の踊りもちょっと良くなってきましたね。林啓二さんの振り付けはとっても上品です。舞台に装置を作るのは余り好きじゃないけど、せっかく花吹雪なんだから桜を・・・と言って「チェリーカモーン」と舟木さん(笑) 桜の木をスタッフが押して持って来ました。着物で和ものなのに、アンバランスとも言えるレーザー光線の照明。これがまた滅茶苦茶きれいです。3階席から見ると幕をはったように見えたり、レインボーに見えたりと素晴しい!!新しい試みだけど、今後もまた使って欲しいです。踊りの後は黒に白のストライプが入ったスーツに白いシャツ。胸を開けてペンダント、胸には白いバラ。すっかりおなじみのスタイル。ジェケットの襟には黒のサテンで縁取りがあり、これまたこだわりのデザイン。誰が考えるのでしょう・・・ご自分で?それとも既成?・・・なわけけないよね。絶唱をから始まり、おなじみの学園ソング、その後は「船頭小唄」と「浮世まかせ」・・・最後は私の大好きな「友を送る歌」でエンディングです。アンコールはスタンディングで「友よ」「君よ振りむくな」で終わり。「友よ」のスタンディングバージョンがこれまた新鮮ですごく良かった。しみじみ聞いてみるとこの歌って歌詞が良いですね。君振りではサインボールを客席へ。休憩を挟んで2時間半のステージはあっと言う間に終わってしまいました。最近お気に入りの年金のお話やら、楽しい話も盛りだくさんで、とてもいいコンサートでした。1ヶ月公演がないとこう言う特別なコンサートがたくさん出来るのでは・・と期待します。後ずっと気になっていることで、舟木さんの発音する「タ行」が気になります。誰も注意しないのかなぁ・・・・気になる私です(^_^;) やっぱい生はいつも素敵ですね。しかも夜は2列目で拝見して、ますますバックスタイルに釘付けの私です(+_+)ずっと後ろを向いて歌ってくださってもいいくらいですねぇ(笑)  50周年がすごく楽しみになってきました。お元気に迎えて欲しいと思います。



ラヴリーコンサート No.22  2010年5月9日(日) 大阪メルパルクホール
待ちに待ったラブコン。今年は通常コンサートがまだ関西ではないので、ラブコンが待ち遠しかったです。
プレゼントを受け取りに出てきた舟木さんはジーンズ地のシャツにジーンズ、内側と外側の柄の色が違うスニーカー、舟友さんによると左右でその色も違っていたとか。どこで探してこられるのかなぁ・・・\(?。?")ハテ?不思議な靴。
で、コンサートの前にちょっといつもと違ってたこと。後援会のコンサートでは会場係の黒いスーツのお兄さんがいた事がないのに、その日は数人のお兄さんがいました、しかも会場にアナウンスが流れました。「舟木一夫ラブリーコンサートにご来場いただきましてありがとうございます」・・・みたいな。しかも録音がだめとか、ペンライトがだめとか、普通のコンサートと同じようなアナウンス。何かが変わった感じ。何かは不明だけど。
で、幕が上がると、真っ白なスーツに下はブルーかグレーのストライプのところどころにオレンジの太いストライプが入ったシャツ。胸はいつものように下のほうまで開いていてペンダント、ベルトと靴はキャメルと言うか薄い茶色と言うか上品な色。とても初夏らしい爽やかな装い。「空に星があるように」から始まり、曲の途中であいさつ、先日のリクエストから、ポップス系の曲を選曲したとの事。ラブコンなので、アバウト9の皆さんも思い思いの洋服です。ラフな感じ。迫ちゃんがお休みでした。
で、舞台を見てまた一ついつもと違っていたのは照明。後援会のコンサートはかなり暗めな愛想のない照明なのに、今回は通常コンサートまでは行かなくても、かなりそれに近い感じのいつものあの綺麗な照明です。ほんまに、何かおかしい・・・って良いことなんだけどね。トークも超ご機嫌、髪の毛をなぜ染め始めたのかって話では、毛が黒くて太くて多いので、あるとき自分の写ってるテレビを見たら、まるでヘルメットをかぶったように頭が重く感じたので、明るい色にしたとか。その時毛の話では潮来の・・・といって途中でやめられました(T_T)東京では出来ない話です(>_<) リクエストでただ1曲入っていたアニメの曲と言う事で「宇宙戦艦ヤマト」これはPタケちゃんのアレンジが良かったから選ばれたのでしょうとおっしゃっていましたが、全くその通りだと思います。素晴しいアレンジで、圧巻でした。あと「さよなら、さよなら、さようなら」と「宗右衛門町ブルース」は同じ曲で歌詞だけを変えたものだと言うことで2曲続けて歌われましたが、本当に同じだって良くわかりましたね。歌い終わってどちらがよかったですかと言う問いに、圧倒的に「宗右衛門町ブルース」が多かった・・・なんで? 後はとおるちゃんアレンジの「ズンドコ節」3曲。3曲目にスリーコーラスだけ、舟木さん作詞のがあり、その歌詞の面白いこと、大爆笑でした。でも上手に作ってありました。スタンディングナンバーは私は余り好きじゃない「ダンシングオールナイト」「TOKIO」この2曲は好きじゃないし、舟木さんにあってないと私はずっと思ってるけど、舟木さんはどうもお好きなようです。そのときの手拍子を頭打ちするとおかしい、アフタービートでとレクチャー。でも、夜の部ではご自分の手拍子の取り方がおかしくて調子が変になりました。なんだか3曲ともおかしな具合で終了(>_<) やっぱり最近はお昼のほうが力が入ってて、夜はホッとされるのかなぁ。時間も15分以上短かったです。勿論トークもかなり短め。「この空を飛べたら」のエンディングが長いとお昼におっしゃっていたのは、夜にはちゃんと短く切ってありました。
さすがアバウト9、なんでもすぐに適応、素晴しい。トークを思い出すのは無理なくらいお昼は本当におしゃべりだったのに夜は少なめでしたね。その代わり夜にはリクエストベストテンを書いた紙が用意してありそれを発表してくださいました。なんだか、目新しいものはなくて、ちょっとガックリ。でも舟木さんは皆さんの臨んでいる路線が良くわかったと。それに皆さんは目が高いともおっしゃっていました。ベストテンで私が嬉しかったのは「踊り子」「古城」「哀愁列車」でしょうか・・・。でも1位はかなり不満あり(T_T) それより、今回のラブコンの選曲が本当に良かった。「夢一夜」「いっそセレナーデ」メチャ良かった。陽水さんの曲って意外と舟木さんに合ってるかもって思いました。「夜霧のしのび逢い」懐かしくまた、良かった。勿論アンコールの「テネシーワルツ」もね。いつまでこのリクエストが続くか解らないけれど、この後が楽しみです。



舟木一夫コンサート2010   2010年7月4日(日) 枚方市民会館
いやいやいや、今年ほど通常コンサートがなかったのは初めてではないかって思うほど、待ちに待ったコンサートです。
だって、半年以上も日本中あちこちでコンサートがあるのに、関西ではなかったのですから・・・待ちました(+_+)
曲目も、衣装もコンサートの様子も、すでに発売の写真集「華」に乗ってるので、期待感は少々半減だけど、やっぱり自分の目で見るのとは違います。すごくスリムになられて、横から見るとお腹から背中まで本当に細い。ベストを後ろで少し締めてあるのが、余計にスリムさを強調していて、とっても素敵でした。私の大好きな後姿のなんとも素敵なこと!(^_^;)
梅雨の合間の良いお天気、風も爽やか、舟木さんも爽やか・・・・
しょっぱなに私の大好きな「君へ心こめて」があって、いきなりノックアウト状態。本当にこの歌はいつ聞いても胸にジ〜ンと来ます。ちょっとアレンジも変わっていてなお良かったです。
そのあといきなりの学園ソングもちょっと斬新かも。今回の舞台の照明で、大きなライトはすべて生色だったのが今までとは違いました。今までは赤、青などのゼラチンペーパーがつけてあったけど、今回はすべて生色。だからステージがとても暖かな感じになっています。あと、最後のほうで、ウィスキーロンリーを歌う辺りはまっすぐ上からのライトだけって言う珍しいライトの当て方があったりで、毎回毎回ライティングの変化が面白いです。
プレゼントを置く台が舟木さんのステージでは唯一の装置かな・・・それもいつも凝ったデザインで楽しみかも。
写真集のバンドメンバーのコメントなんかを思い出しながら、見ると又楽しいですねぇ。パーカッションのよっちゃんは書いてあった通り歌いながら、楽しそうに演奏していました。髪が長くてほんとに女の子みたいで可愛いですね。
サックスの小林さんは演奏がどんどん上手になってきたのがわかります。一番若そうに見えるけどどうなんでしょう・・・(・_・?)
って、そんなところばっかり見てるんかい!!と突っ込まれそうですが、そうなんです、バンドの方々が気になるんです(^_^;)
今回のコンサートでは、珍しくCDの音が入っていました。白馬のルンナの内藤洋子さんの可愛い声。こういう演出も舟木さんの舞台では珍しいですね。波の音も映画の場面を思い出します。
新アレンジの「東京は恋する」と「北国の街」、良いですねぇ。できればそろそろ「高原のお嬢さん」のアレンジも変えて欲しい所です(^_^;) 「浮世まかせ」も新アレンジで、ちょっと軽やかになったかな。しかも転調がなく最後まで一気に歌われました。「29小節の挽歌」は歌詞を変えられたのでしょうか、ちょっと変わっていました。
最後こーなおの舟木さんからのメッセージとも言うべき曲は、初めてコンサートに来た人にはちょっと???となるところでしょうけど、私たちにはとても良い選曲です。ウィスキーロンリーは、私は余り好きじゃないのですが、今回はいつになく舟木さん入りこんで歌っているような気がしました。お昼と夜で、かなり長さが変わっていたような気がします。あの最後の繰り返しのフレーズは舟木さんの気分次第で決めているようで、バンドの皆さんが舟木さんばかりを見ていました。余り舟木さんが入り込みすぎると、私はちょっと引いてしまうので、今回のウィスキーロンリーはいまいちかな。役者さんが先に泣くと、お客さんが泣けないとか、先に舞台の人が笑うと、お客さんが笑えない・・・と言うのと同じかなぁ・・・違うって?(+_+) アンコールに「つばさ」を持ってくるのもまた憎いチョイスですねぇ。しかも、最近は曲の間奏のところでメッセージを言うってことにされたのでしょうか。先日のふれこんも始まりのメッセージは曲の間奏の時でした。あれって、かなり演出的には効果があると思います。今回のメッセージもかなり胸に迫るものがあり、思わず(;_;)ウルウル・・・。いつもながら、曲の並べ方がうまい。高校三年生を持ってくるところが難しいといつも言ってはるのが良くわかりますが、今回も絶妙だったような気がします。心憎いに並べ方。とてもすんなりと聴けちゃうのが不思議です。私にはスリムな後姿がたっぷりあって堪能できました〜・・・って、そこ?(^_^;)



ふれんどコンサート No.68  2010年9月4日(土) 大阪メルパルクホール
楽しみなリクエスト特集第3弾。今回は和もの、しかも舟木さんはお着物。上品な一重のつむぎ風のお着物を2回お召し替え。両方とも半襟から帯ぞうりに至るまで、いつもながらのこだわり。着物のセンスは抜群、サラリと着流しが又良いです。かなりほっそりされたせいか、後姿が一層すらりと素敵ポッ (*^。^*)
選曲はこれまた好きな曲が多くて、どれもこれも聞きほれていしまいました。最も、リクエストにはとてもなかったであろう曲もあったので、あれは舟木さんがお好みで選ばれたのでしょう。しかもおじさんの曲もあり・・・これはたぶん曲がすきと言うより、その曲の内容がお好きなのでしょうね。股旅物だし、ご自分が好きな演目でもあるのでしょう。さらにこだわりは、生のお三味線が入っていること。いまどきNHK でもなかなか生のお三味線は入りませんよ。若い頃に旅回りにご一緒していただいた・・・と舟木さんがご紹介されたと言うことは、豊藤美お姉さんは一体おいくつなんでしょう(・_・?)ハテ とってもおきれいでした。やっぱり生のお三味線が入ると雰囲気ががらりと変わります。車谷さんでも、都都逸は生のお三味線ならではの掛け合い、とっても良かったですが、お昼の部では、舟木さんが間違われてちょっとおかしかったけど、夜の部ではかなりしっくり行っていました。大好きな「踊子」から始まり、夢芝居、天城越え、いきなりパンチを食らったような迫力で、素晴しかった。その後の日本調はお三味線も軽やかに。そして後半の三橋さんの曲、ひばりさんの曲、どれもとっても良かったですが、私は、もう一度聞きたかった三橋さんの古城が聞けて超嬉しい。「郷愁の三橋美智也」の中でももう一度聞きたかった曲です。「石狩川エレジー」も良かった。ひばりさんの曲でも、今までに歌われなかった車屋さんとか、越後獅子の歌とか、めずらしいのもあって、今回はかなり内容豊かな感じ。初めて歌うと言われた春日さんの「お富さん」なかなか良かったです。後、ひばりさんの歌の中でも、私個人的には一番嫌いな「柔」何でこの歌?と思ってお昼の部を聞いたのですが、夜にもう一度聞いてみると、舟木さんが歌うとひばりさんのように余り力が入らないので、まあいいかなぁ・・・・ってね。どの曲も舟木さんは気張らず、力まず、サラリと唄うのが良いです。「さあ、聞きなさい」と言う唄い方をしないのが好き。天城越えも石川さゆりさんが歌うとなんだか呪い殺されそうなほど迫ってくるけれど、舟木さんはほどほどの力の入れ方で、これまたサラリ、そこが何を歌ってもしつこい感じがしないのでしょうね。とにかく押し付けがましくないのが好き。9月に入ったので、一重の着物でも、紗や絽はもう着ないのだそうで、その辺もちゃんと分かっての衣装選び。何から何までのこだわりですね。今回のリクエスト特集はずっといい感じの曲ばかりなので、最後のアダルトが楽しみですが、行けないのが悲しいよ。かなり期待できそうですねぇ。できれば50周年までずっとこの路線で行っていただいてもいいかなぁ・・・なんてね。50周年には、ご自分の余り歌わない歌を歌っていただきたいです。



舟木一夫CONCERT2010   2010年9月27日(月) 梅田芸術劇場
この劇場の舞台に是非立っていただきたいと思っていた芸術劇場。願いが叶って超嬉しい!!広い広い会場は昼夜とも満席、3階までビッシリとお客さん。広い舞台にも照明機材がビッシリ。昼は中央通路のすぐ後ろの席で見やすかったし、夜は2列目ど真ん中、恥ずかしいような席でした。お陰で、舟木さんがすぐそこに見えるにもかかわらず、ほとんどバンドの皆さんの動きを見たり、舞台の上の照明を眺めたり、舞台袖のPAさんの動きを見たり・・・と舟木さんを見ることはほとんどなし(T_T)でも、前の席の最大の良さ、舟木さんのマイクを通さない生声が聞こえました(^◇^) あとは、首から下、特に衣装の細部まで頑張ってみました・・・_(^^;)ツ アハハ 白いジャケットの襟は細めでハンドステッチが入っていて、凝ったつくりです。シャツの襟は良く見るとタキシードのときの襟と同じ、前の部分だけが折れているデザインでした。シャツのボタンはベストの開きギリギリまで開けてあって真っ白い胸が見えてちょっぴりドキッ!!(^_^;) ところがこの白い胸、後ろの席のほうが良く見えて、前に行くと下から見上げる状態なので、以外と見えないのです・・・って一帯何を見に行ってるんだか(笑) 7月に見たときと同じ曲目とはいえ、もうすっかり順番などは忘れているので、ある意味新鮮に聞けましたね。まず、1曲目が大好きな「君へ心こめて」だったことすら忘れていて、イントロを聞いて、キャッ!!好きな曲だったんだって思ったくらいです(+_+) 「ウィスキーロンリー」は何回聞いても、私的には余り好きになれない曲。その反面「浮世まかせ」も好きではなかったのに、今回はちょっといいかも・・・って思えたのはなぜかしら。「北国の街」の新アレンジがとっても好き。「田舎の教会」は何度聞いてもなぜあんなに可愛い曲が作れたのでしょう・・・・って思う大好きな曲。
それにしても夏の食あたりの後遺症の激痩せが戻っていない感じで、まだまだほっそりとされていましたが、それが又とってもスマートで良かったです。お顔はもうちょっとふっくらされるほうがいいかも?後注文を付けるなら、やっぱりあのベストは要らないかなぁ・・・個人的にはベルトが見えるのが好きなんです・・・・って勝手に言ってろって?(^。^/)ウフッ 昼も夜もボールはかすりもせず、はるかかなたへ・・・・。
トークは年金のお話、かつら疑惑のお話・・・昼の部では迫ちゃんに「よく出来てますねぇ」とお約束のことを言わせておいて、ほっぺをパチリ、余りにいい音がしたので痛かったのでは・・・?と思ったけど、全然痛くなかったそうです、良かった。スタンディングの時、田舎の教会ではスーヤンと根ちゃんが、かわりがわりに演奏して、演奏していないときの手拍子の打ち方が、二人とも可愛いんです。ついつい見とれて楽しんでしまいました。Pタケちゃんのピアノ、東京は恋するの間奏部分は毎回違っています、流石ですねぇ。同じ舞台を何度も見ると、ついつい色んな所に目が行ってしまって、舟木さんを見ている暇がない?(^0^*オッホホ 照明機材も私にはいつも興味深い一つです。今回は大きな舞台の上にビッシリついている元々の照明機材は全く使っていなくて、舟木さん独自の照明だけを使われていてすごいなぁ・・・と感心しちゃいました。特に今回の舞台照明では、大きな照明はほとんど色を使ってなくて、生色、これが暖かい雰囲気を出しているのかなぁ・・・・って思います。 今年は大阪でのコンサートが少ないせいか、プレゼントが多い。もうそろそろ止めれば良いと思うのだけれどなぁ。舟木さんの負担も考えて、まだまだ長く歌っていただきたいもの。あの素晴しい声ならまだまだ歌えるんだからね。そうそう、アンコールの「つばさ」の間奏の途中での舟木さんのメッセージには、毎回ウルウルしてしまいます。心憎い演出。ずっとずっとこの空間にいることが出来ますようにと願いつつ、会場を後にしました。是非来年もこの芸術劇場に立っていただきたいですねぇ。



舟木一夫コンサート2010 in 大阪新歌舞伎座  2010年12月2日(木) 〜 12月5日(日)
上本町に引っ越して新しくなった大阪新歌舞伎座、初めて行きました。外観は勿論すっかり変わってしまっていますが、内部はさぞ近代的になったのかと思いきや、ちょっと中途半端な感じ。ロビーもあっさりしているし、劇場内もちょっと愛想がない。前のように提灯がぶら下がっていたりしないので、普通のコンサートホールのような感じ。ただ、音響がいまいちかなぁ・・・と思いました。さらには今時出来る劇場にしては、座席の間隔がせまい。とちょっと満足な感じではなかったのが残念。でも車椅子の人や、足の不自由な人、お年寄りにはエレベーターが出来、車椅子席も用意されているのはいいことです(^◇^)
コンサートは、中日と同じかと思ったら、新歌舞伎座のお祝いのためかと思われますが、違った内容でした。
衣装は、第1部、わたしには黒にしか見えなかったけど、近くで見た舟友さnによると、濃い茶色のベルベットのスーツ。襟とパンツのサウドにはサテンのライン。凝ってます。下は白いシャツで、胸のボタンは下のほうまではずしてありましたが、ペンダントはどのようなものかは見えず(T_T) 胸には白い薔薇 ベルトと靴は茶色、スッキリした感じ。でも、パンツに折り目がないのでちょっとヨレヨレ感が・・・・・(+_+)
最初の5曲はおなじみのお客さん以外には、聞きなれない曲が並びます。なので、舟木さんも5曲歌いおわって、「知らない曲ばかりじゃないか!と言われそうなので、おなじみの曲を・・・」と言って、次の曲にいかれたので、分かっての選曲ですよね。久しぶりに「風信子だより」聞きましたが、すっかりアレンジが変わっていました。「風の香り」一度聞いたことがあるようなないような・・・・(^_^;) その後はおなじみの曲がずらり。久しぶりの「れ・く・い・え・夢」のスタンディング。君振りも久しぶり。そこで休憩30分。
第2部は黒いパンツに、黒いベスト、黒の蝶ネクタイにピンク(紫芋っぽいピンク)のベルベットの上着で登場。燦めく星座に始まりラブソングを少し、さらに学園ソング。面白い一幕もあり・・・土曜日は、プレゼントの花が舞台に落ちたのを拾いながら「掃除もしないといけない・・・こんなことしてたら時間がかかる」といって、粘着テープをコロコロするのを出してきて舞台の掃除。会場大爆笑でした(^◇^) その後の舞の時のかずきちゃんも、途中でそのコロコロで遊んでいました_(^^;)ツ アハハ 舞といえば、真木君の舞がとってもお上手になっていてびっくり。さぞ頑張ってお稽古されたんでしょうね。とっても速いのに息のあった舞で、お二人が頑張ってお稽古されたんだろうと想像します。結構お似合いのお二人では・・・・なんておばさんは思うのですが・・・・・大きなお世話か(^_^;)
日曜日は、コロコロは登場なし、でも舞のところで、かずきちゃんにバンドメンバーがいたずらを。ドリフのカトちゃんの「ちょっとだけよ〜」のときのあの音楽を演奏・・・ライトも真っ赤(^。^/)ウフッ そしたらかずきちゃんも階段に寝そべってそれにちゃんと対応していましたよ・・・楽しいね。皆さんのチームワークと仲の良さがうかがえますね。さすが舟木組の一員さん(^◇^)
その後は、上品な薄い茶色に、グレーの半襟と博多帯の髭紬姿の舟木さん。足元は素足にぞうり。白い足首が美しい(^_^;) 階段を上っていかれる後姿の色っぽいこと!!ウットリですわ(^_^;)  威勢の良い曲から始まり、可愛い右衛門七を想像させる?「右衛門七討入り」 そして、しっとりと叙情歌3曲。その後は明るく、でも艶やかな西条八十先生作詞の「京の恋歌」この歌大好きです。ここに「ちょっと演歌で歌ってあげる」があれば言うことなしだったのに・・・。
「恋人形」 京都、東京と歌ったのに、大阪の歌が無いのはいけないと言うことでアンコールは「浪花の歌ごよみ」 三浪春夫さんのように・・・・だそうですが、確かにそんな感じがしないでも無いこの歌。大阪らしい明るい歌で好きですが・・・(^◇^)
あれよあれよと言う間に、2日間の待ちに待ったコンサートは終わってしまいました。
始まったときは、土曜も、日曜も声が出にくそうだなぁ・・・と思っていたら、どんどんしり上がりに最後に向かって良い声。普通は疲れるから反対になりそうなものなのに、舟木さんはいつもしり上がりって言うのがすごいです。にこやかに幕が下りました。
とっても明るい終わり方は、初めての新歌舞伎座向けでよかったかも。ボール打ちもアンコールで、着物でって言うのも珍しい。さらにはボールの字もいつもと違って「祝」とか「寿」と書いてあるそうな・・・そう言う気配りも舟木さんならでは。でも、私には縁がありません(;>_<;)ビェェン いつかは1つくらい欲しい物です。たとえ4日間でも、何事もなく無事に幕が下りてよかったです。