
porsche356
この車はオーナーが海外で中古車として購入された
車ですが、どうもボディーの塗装がおかしいと言う事で
全塗装を依頼されました。
塗装をはがしますとなんと錆で腐りそれを
ごまかす為に上から鉄板を
貼り付けそのまた鉄板までが錆びていました。
全塗装どころか殆どのボディーパーツが
そのまま使えずレストアという事に・・・。
合間をぬって約半年間の悪戦苦闘でした。

まずはじめに塗料を剥がしますがそこら中が
錆びて全く痛々しいばかりです。(写真上)
左の写真は左フェンダー部ですが錆びたところを
全てカットし鉄板で新しく作ります。
正確な図面など何も無く頼りになるのはカタログの
写真だけと言う綱渡りです。

右写真の通りフロントライト部は全く腐って
使い物になりません。
なんとか集中を切らさない様に
鉄板を切って張って作っていきます。
大変な作業です。

フェンダーとライトグリルが出来上がりました(写真左)
ほっと一息です。

ドアは腐って使えません。
まず下半分を切り取って作ります。
出来上がったら上半分を切り取り同じく
鉄板で作ります

ドアの完成です。(写真左)
この様にして各ボディーパーツを写真片手に
作って行きますがとても根気の要る仕事でした。

ほぼ板金が終わった状態です。(写真右)
あと少し手を加えた後、下地のサフェイサー、
仕上げの塗装へと移ります。

全塗装をし一息したところです。

後部の出来上がり写真です。
これから各部品を組み込み完成です。

幌も新調し完成です。
出来上がってしまうと感慨深いものがあります。
後は納車を待つのみ、ほっとしました。

後方から見た写真。(写真右)
今となっては良い思いでになりました。
随分前の仕事でしたが今も元気に走っているのでしょうか?