胴突きエギでアオリグイッ

IN 兵庫・須磨沖

バラシあったけど何か楽しい

 船からの胴突きエギングが佳境を迎えている兵庫・仙正丸へ半夜釣りに出かけた。「そろそろアオリイカは不要」と家では言われているが、実は船からの胴突きエギングは初めての体験。
 下調べしたとおりの仕掛けを作って、エギはアオリーQ3.5号の2個付け。夕方に須磨沖で釣りを開始すると、すぐにお隣の上木氏にヒット。がバラシ。また外れる。日が暮れるまではどうも乗りが浅いようだ。
 しかし、こちらにはアタリすらない。日が暮れるとあちこちで竿が曲がりだした。グイッと竿先が入り込んでギュンギュンとジェット噴射の引きにかわって、ようやく1パイ目をゲット。サイズは胴長23p。
 以降もグイッとはくるが乗らず、その直後にお隣の上木氏の竿が曲がる。こちらに反応があったら「来ますよ」というと本当に竿が曲がり込むので上木氏もその事実に少々驚いていた。
 普通のエギングのようにしゃくることもせず、誘いもごくゆっくりと竿先を上下させるだけ。コツはタナのキープである。海底の起伏を捉えて、オモリが海底より10〜30p上をキープすることが釣果につながる。
 何となくコツが分かり、イメージがつかめるとようやく乗り出したが、いかんせん竿が硬い。グイッときたときに竿が硬いと放してしまうようだ。磯ザオ2号くらいの軟らかい竿でギューンと舞い込むまで待てば数は一気にアップしそう。
 それでも9ハイのアオリイカを釣って潮止まりを迎え、10時過ぎに帰港となった。次はメバル用の竿でも持って再挑戦だ。

今回の問い合わせ
「仙正丸」078-731-4536

上木氏は絶好調。次々にアオリをキャッチ

 徐々に大きくなってますねえ