IN 京都・野原
乗りまくり昼までに120パイ
すっかり定着した?アユタイツにスミで汚れたTシャツで…
がっちり乗ってくることが多く、スレていないのが楽しい
丹後由良の取材を終えて翌日は休み。そこでせっかく日本海に来たのだからと、アオリイカが好調という舞鶴の野原磯に寄ることにした。岩崎荘に宿泊して、一番船で出港。船長の薦めでアレスに渡る。まったくどんなところか分からないが、最近、パラダイス的な場所ばかりで釣りをしている影響か、まずは本命とおぼしきポイントを外して、突端からワンドの奥へキャスト。
しかし、反応無し。徐々に沖へ向くが一向にアタリすらなく、不安だけが募ってくる。いつものことだが、1杯目が釣れるまでは「もしかしてボーズ?」という不安がつきまとう。本命であろう正面沖へキャストし、カウントダウンしているとロッドティップがグーンと重くなる。
「しゃくる前に乗るか?」つい笑顔になりながら寄せると22、23センチの良型。沖向きでは5連発くらいで良型が乗ってくるが、あまり移動できない磯では、ポイントを荒らしてしまうと後がコワイ。そこで、また地方を向いてキャスト。夜が明けてくると地方向きのワンド内でもイカの姿がよく見える。
手前からキャストして拾い、沖で乗せて拾い、スミが広がれば方向を変える。この繰り返しでたいした技術も不要だ。沖向きではしっかりと沈めて、一気に水面までしゃくり上げ、カーブフォールで沈ませるとすぐに乗ってくるし、ワンド向きでは水面をトゥイッチして、途中でロッドを立てて止めるとすぐに乗ってくる。
日が高くなるとやや乗りが渋くなったが、それでもやや沖からしっかりと足下まで底をトレースすると必ず足下で乗ってくる。
「弁当船までに30パイはキープする」という目標だったが結局50パイを超えた。以降も釣れ続いていたが、他の場所も見てみたくなり、午前10時の見回り船でオクズロへ移動。
ここはあまり潮が動かず、少し釣るとすぐに場が荒れてしまうようで、思ったように数が伸びない。結局正午まで釣ってキープは14〜24センチを120パイ。初めての場所にしてはなかなかのもの。それにしてもアオリイカの濃い磯群だ。
まだ当分はいけそうなので、後数回は来ることができるかなあ。
途中で撮影。クーラーの氷がないよう
水中に巨大な影が…。例のエチゼンクラゲが磯の周りを泳ぎ回っていた
今回の問い合わせは
「岩崎荘」TEL0773−67−0727