IN 兵庫・香住方面
昼過ぎまでで250パイは記録級
日本海の地磯周りでアオリイカが絶好調という話。釣友の福岡氏のそのまた友人が昨年見つけた兵庫・香住方面の地磯で、100パイを軽く超す釣果が続いているという。詳しくポイントを聞いて、すぐに夜中から駆けつけた。地磯の付け根に車をとめ、昨年からのスタイルであるアユタイツにウエーディングシューズをはき、ライフジャケットを着込んでいざ磯歩き。
磯に出ると、すぐさまコロッケサイズのイカが足下にウヨウヨ浮いている。エギをひょいと放り込むとあちこちからコロッケサイズが寄ってくる。これはパラダイス? とウキウキしながら数ハイを掛けては移動していく。
けっこう歩いて足場の良い突端に出た。ここがポイントらしい。しかしここまでですでに50パイくらいは釣っている。クーラーは徐々に重くなり、帰りが心配だが、釣れるときにはどんどん釣ってしまうのが釣り人の性。
ここでは胴長15〜18センチのこの時期にしてはなかなかのサイズが入れ乗り状態。エギをキャストして、ラインを張って沈むのを待っているだけで、ロッドティップが引ったくられたり、反応がなければ3、4段のシャクリを入れて水面までエギを浮かせると必ず水面近くで、乗ってくるというラクショーパターン。
いやはやこんな場所もあったもんだと、釣り続けていると、クーラーはとっくにいっぱい、飲み物も外に放り出して、水汲みバケツに、拾ったスーパーの袋までいっぱいという状況。
そうこうしているうちに東よりの突風が吹きはじめ、雨まで降ってきた。「今日はこの辺でカンニンしといたろ」と納竿したが帰りが大変。あまりの重さにバランスを崩して、磯の上でこけること数回、アユタイツ履いてなかったらめちゃくちゃに痛いところだった。
後で福岡氏と「背負子を買おう」ということになってすぐさま背負子を購入。これでデカイクーラー持っていけるゾ。といっても帰ってからの処理がもう大変。何せ釣ったのが250パイ前後で帰り道に会社で置いて帰ったものの、150パイ以上をさばききるのに、台所で足が棒になったのは言うまでもない。
1人での撮影は難しいけれど、このサイズが入れ乗り。ちなみにTシャツはすでにスミだらけ