IN 和歌山・日高川
旨いテナガエビ採りまくり
●日高川の川遊び
当日最大級のテナガエビ。これでも身はちょっとしか…
「めっちゃでかいのおるで」
浅い流れの中、いくらでも採れるテナガエビに大興奮
昨年、大雨の後で増水の中、出かけた和歌山・日高川では本流筋には入れず、悔しい思いをした(私だけ)。そこで、今年はやや渇水気味の内に、川遊びへ出かけた。平日でお母さんはお仕事。よって父子2人連れでの日高川。昨年の雨前にかなりテナガエビがいた、日高中津荘の前に行くと駐車料金が1日1500円とか。「ふざけるな」ということで迂回線に上がっていく。
アユ釣りでしょっちゅう出かけている川なので、場所は選びはお手の物だ。浅くて石が落ちていて、ところどころに大岩がある場所を選んだ。河原には誰1人おらず、さっそく水着に着替えて入川。しかし、相変わらずこの川は水が温い。冷たいということもなくすんなりとぬるま湯に浸かるように入れるのが嬉しい。
さて、テナガエビはと言うと、これがどこにでもいるという感じ。それにアユも。ちょっと大きめの石をめくってみると必ず1匹は隠れている。その中から良型?のテナガエビをエビ網ですくっていくのだが、ヤバイくらいに簡単に採れてしまう。これはまずいと思い息子を見るとすでに、ケースには何匹ものテナガエビが…。
水温が上がって死んでしまうので、こまめに網の蓋がついたバッカンに移していくが、どんどん取ってくれるので追いつかない。しばらくすると少々飽きが来たのかペースが落ちた。どうも次は高知で習ったチャン鉄砲で、魚を突くらしい。
必死に突いているうち、なんとオイカワを突いてきた。せっかくなので久々に川魚でも食べようと、息子はさらに加速。結局大型のカワムツと小型オイカワの2匹だけだったがキープ。それにエビ網ですくったコアユ1匹。
テナガエビを100匹以上は採った頃、日が陰りようやく帰ろうかという話題に…。正午頃に来て、夕方5時前まで浸かりっぱなしでもまったく寒くないのがこの川のエライトコロ。そそくさと車に帰って、着替えをすませ、自宅に向けて出発した瞬間、息子はグーグー。大阪に着くまでグッスリでした。そりゃ、あんだけ川の中で遊んでりゃ疲れるわ。
帰宅後、テナガエビは素揚げと塩ゆで、魚は二杯酢での焼き浸しにして食べたが、テナガエビは絶品の旨さだった。その辺のブラックタイガーはもう食べられまへんなあ。来年はもっと早くから行きまくるぞ〜。
浅くて水量も少ないから子どもにピッタリ
素揚げ
塩ゆで