ヒラタにノコギリで大興奮
(2005.6.18 於 大阪府・岸和田)
●岸和田散策
前回、なかなかの成績だった岸和田方面へ子どもと同級生、そして昨年も一緒に行った同じ学校の先輩?の3人を連れ再び出かけた。子ども達は初の樹液採集とあって乗り乗りで、はしゃいでいるが、小場所だけに3人分の成果があるかどうか…。
しかし、その心配は1本目の木で消えた。前回、ヒラタ♂65ミリがいた木にまたしても50ミリ前後のヒラタ♂発見。続いて見つけたのはなんと25ミリほどの超小型ヒラタ♂。続いて、コクワもゲットしながら、さらに山中へ。途中の木で前回採れなかったとおぼしきヒラタが樹表面に出ていて楽々ゲット。これも50ミリほどの♂。続いて前回は不発だった山中へ入ると入るといきなりヒラタ♂45ミリ。そのまま進むと次の木でもヒラタがついている。その後、倒木でナガゴマフカミキリやオオナガコメツキ?、キノコムシの仲間にクチキムシなどを採集。マンボウJrはなぜかヨツボシケシキスイに必死。昨年からかなり気に入って育てている。
で、帰ろうとするといきなりブーンとクワガタが頭上を越えて飛んでいった。ちょうど飛び回る時間帯なのだろうか。帰りにマンボウJrが木をのぞいて「お父さん、またヒラタおるで」という。ふとみると、行きに採集した場所に2頭のヒラタが着いている。まるでいま飛んできたみたい。
えらくヒラタの動きが活発な日だ。ついでに行きがけに見なかった木を見に行くとそこはシロスジのパラダイス。見ただけで7、8頭はいただろう。そして、何気なく枝を見るとノコギリクワガタが…。それもこの山では、最大級と思われる大きさ。すでにアゴは曲がってスイギュウらしくなっている。
この日はここで終了。結局ヒラタはオスばかり♂ばかり8頭、ノコギリ♂2頭、コクワ♂4頭で♀はなし。もしかすると、この時期に出ているこの3種類の♀は産卵中かも。
しかし、最後に子ども達が虫を分けるときの遠慮、作戦など大変面白く拝見させていただいた。みんな、大切に育ててね。
超小型ヒラタ
この日一番でかかったのは55ミリ
どちらもこの日に採集したノコギリ。全然違う種類みたい