初の樹液採集はヒラタ
(2005.6.9 於 大阪府・岸和田)
●岸和田散策
今年初めての樹液採集(遅!)に出かけた。場所は憩いの岸和田周辺。たいした大物も採れないが、昆虫相は豊富で手軽に写真撮影や採集が出来る。ただ、早めの採集に出かけたことがなかったので、梅雨前のシーズンは全く初めてである。
同行のW氏はすでに2回ほど行って、ヒラタをけっこう採集しているという。また、新しい木を見つけているようで、どんなものか楽しみ。ということで午後11時頃に山へ。すぐに樹液の出ている木のそばで「見てみ」とW氏。見るとヒラタがついている。しかも結構デカイ。手でつまんで長さを測ると65ミリ。この場所では最大級だろう。
そしてその裏には45ミリほどのヒラタが…。次の木では小型のノコギリ(いわゆるサルクワ?)がついていたが、手が届かず網で採ろうとすると草むらへ落ちてしまった。
諦めて次の木へ。ここにもヒラタがついている。それに木の割れ目にも1頭入り込んでいるが、きちっと入り込んで採れない。樹表面についていたヒラタを採集する。ここでは少し上でシロスジカミキリが産卵の最中。
コクワもぼちぼちだがいる。そのまま進んだが、奥の方ではヒメボタルが時々舞って楽しいものの、成果はあがらず、再び山を降りる。
行きにノコギリがいた木をみると同じ所にまたついている。今度は網で採集。30ミリほどの超小型ノコギリであった。
けっこう湿気の高い日で、日中から蒸し暑かったので、昆虫の動きも活発だったようす。この分なら子どもを連れてきても十分に楽しめそうだ。
いきなりヒラタ65ミリがお出迎え
小型ノコギリ
コクワ
ヨツボシオオケシキスイ
シロスジカミキリは産卵中