人多くてもキス良好

IN 淡路島

短竿で探ってキス入れ食い

●都志のキス●

PART2

「オレはな、フグでもキスでも釣れたら何でも楽しいねん」とのたまう息子にはフグの3連。でも嬉しそう。

 淡路島・釣り&キャンプの2日目はキャスターの話し声で目覚める。波止にはすでに数人の釣り人がいた。息子も息子も起床して5時前に早速釣り開始。投げ竿は使わずシーバスロッドで近場をこまめに探る。とはいえシーバスロッドでも、オモリ8号にPEライン0.8号だと意外に気持ちよく飛んでくれる。
 砂底を探して引くとすぐにブルルッと待望のアタリ。追い食いを待たずにすぐ上げると17、18センチのキス。息子に交代して釣り始めるとすぐにアタリが…。7、8匹釣ったところで、潮が止まり急にアタリがなくなった。状況が悪いので嫁さんを起こして朝ご飯。
 鍋で炊いたご飯にカップみそ汁、竹輪、サンマ缶と超お手軽メニュー。これでもひと釣りの後なら抜群の美味さ。朝食を済ませてすぐに移動する。今度は昨年、キスがよく釣れた都志。ここも足場のよいベランダだが、、9時過ぎの到着では人だらけ。たまたま付け根付近の一角が開いていたので、釣座を構える。ここはシモリよりも砂底の割合が多くキスさえいれば比較的釣りやすい、がフグがやたらと多いのも特徴。カレイ狙いのような置き竿では日中はフグ養殖してるようなもの。
 またまたシーバスロッドにイシゴカイで投げるとピンポイントながらキスが次々に釣れてくる。息子もフグにキスがポンポン釣れるので必死。それを見たJCキャップ(某釣具メーカー主催のキス大会に参加するともらえる)をかぶったベテランが突然、竿を用意してマンボウの反対側へドボン。しかもマンボウの釣座を挟むように2本ずつの竿を投げ、そのまま先端へ行ってしまった。最近、こんなキャスターが多くて困りますな。
 「言っとくけど、絶対に釣れんよ。キス」それはいいけど浅場なので、せっかく軽い仕かけを使っていたのに、30号のオモリの影響か、急にキスのアタリが少なくなり、フグだらけになっちゃった。時間はすでに11時を回っている。釣れると時間が過ぎるのは早い。早くも昼食の心配をしなくては。
 ということで、釣りはこの辺で切り上げて、昼食。その後はもう一つのお楽しみ、浜辺でカニ採りもしくは山で虫採りへと向かうのであった。

●マンボウのタックルデータ
竿:ダイワ・シルバークリーク9フィート
リール:ダイワ・トーナメントZ2500C
道糸:ユニチカ・エギングPE0.8号
テンビン:パイプテンビン中
仕かけ:モトス2号1メートル、ハリス1号5センチ、      ハリ(がまかつトーナメントキス7号)