河川敷で楽々材割り

(2005.3.27 於 京都府・木津川河川敷)

 今年初の昆虫採集は河川敷での材割りに決定。空撮で河畔林が充実して、比較的近い場所ということで、京都府の木津川河川敷に出かけた。
 車を走らせながら、ちょっと木が集まっている場所を探す。車を止め、河畔林に入るとまずやることは腹ごしらえ。マンボウ家ではまったく普通の事なのだが、現場に着いたら弁当を広げて腹を満たしてから遊ぶのだ。
 さて、河畔林(ほとんどが柳)に入ると、意外にも太めの流木がなく、柳の立ち枯れもない。半分埋まったような流木を見つけて叩いてみると、続々と出てくるがおそらくはすべてコクワ。ただ、子どもは大喜びで「めちゃくちゃおるでえ」の連発。まあ、幼虫で採集したのが何者に変身するのかを確認するようなものである。
 割り出したら放っておくわけにはいかず、ケースに入れていくが、いくらとってもきりがないので、2、3頭出てきたらその木をやめて、次の木へ。ある程度探ったら次のポイントへ。と言う具合にしつこくはやらずに移動を繰り返すのが子ども連れでの採集の鉄則?である。
 持っていったおやつなどを食べ出したら飽きてきた証拠。木から出すときに草の葉で幼虫釣りを楽しませてやる。効率は悪いが、結果優先ではなく家族での遊びが優先なので、結果にはこだわらない。
 まだまだ回れる時間だが、途中でやめておやつタイム&のんびりと帰路に着くことにした。

 採った幼虫は菌糸瓶の空き瓶に発酵マットを詰め込んで1頭ずつ飼育することことにした。しかし、途中で結構出てきたカミキリの幼虫も本当は持って帰ってみたかったのだけれど…。
 しかし。ここは樹液の後も多く、夏場にはイバラをかき分けて行ってみる価値ありと見たがどうだろうか。

ゴミムシの集団越冬はやたら
と見られた

カマキリの卵

まずはお楽しみ弁当タイム

ほとんどコクワやろうなあ

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